私は日本文化が好きで、日本にきました。
それはJ-POPと日本のプロ野球でした。
私が小学生だった1982年、韓国プロ野球がスタートしました。
もちろん、その前からアマチュア野球はありましたが、プロ野球を見たのは初めてです。
そのころ、韓国MBC放送局では日本のプロ野球を週に一回放送してくれました。
今も覚えていますが、日本のプロ野球は韓国と違いました。
まず、グラウンドの土。
韓国とは違う黒でした。(おそらく広島市民球場だったと思います。)
また、素晴らしい選手がたくさんいて、高橋慶彦選手の打撃・守備・足の速さなどなど
そして、外国人選手がいて(西武のデストラデ選手)、ホームランをバンバン打ったり・・・
子供の目に映った日本のプロ野球は、
私の人生を変えてくれました。
2004年から千葉ロッテマリーンズで通訳兼広報の仕事をしました。
その時、子供のころテレビで見た選手がコーチとして
同じチームで仕事をしているのを知った瞬間、おのずと涙がでました。
その方は、現在千葉ロッテマリーンズで打撃コーチをしている
「高橋慶彦コーチ」です。
私が日本に来て住み始めてから11年がたっています。
常にビジターの試合をしているつもりで、生きています。
もちろん、ホームで試合をすれば楽です。
友達もいるし、家族もいるし、なんでもそろっています。
あえて、そのホームから離れ私の人生をトライしています。
私が選んだ道ではありますが、そのきっかけを与えてくれた
J-POPと日本のプロ野球に感謝しています。
松坂大輔投手とワンカット(2003年アテネ五輪のアジア予選)