「直島諸島」in香川~家プロジェクト~ | たくちゃんブログ

「直島諸島」in香川~家プロジェクト~

幼い頃、誰もが口にする言葉。


「早く大人になりたい」


そしてあなたは大人になった。


歳を重ね、身体もすくすくと育ち、


たくさん知識も付けただろう。


しかし 「それで満足か」


私が思うに、この世には


まだあなたが知らない世界が何万とある。


あなたの目に映らない未知の世界。


覗いてみたくはないだろうか。





~直島-家プロジェクト~



家プロジェクトとは


直島・本村地区において展開するアートプロジェクトです。


現在も生活が営まれる地域で、空き家などを改修し、


人が住んでいた頃の時間と記憶を織り込みながら、


空間そのものが建築家や画家、彫刻家などの


アーティストの手によって作品化されています。



オオタケ シンロウ

大竹 伸朗 「はいしゃ」
たくちゃんブログ

それでは少しだけ見てみましょう♪


ここはかつて歯医者兼用住宅だった建物(空き家)を、


アーティスト:大竹伸朗さんが空間デザインを手がけ、


新しいアートへと蘇らせた「はいしゃ」と呼ばれる建物♪


もちろん室内にはアート作品がギッシリ詰まっています音譜


が! 建物内は撮影禁止の為この一枚で我慢してください(ノ_・。)


大竹さんは友達が大好きなアーティストなので、


記念にパシャリ☆(↑写真)



それじゃ~次の建物に移りますよ!


直島内では現在7つの家プロジェクトが公開されています。


1つだけは特別で、あらかじめ予約が必要なんだけどね(・_・;)


そしてそれを知らなかった為、おれたちは見学できませんでした↓



家プロジェクト巡りは、


7つとも歩いて行ける距離にあるってゆーのがイイところ♪


地図でだいたい場所はわかるからぁ~・・・


と、いつもナメてかかるので絶対迷う2人組。((((((ノ゚⊿゚)ノ アー


でもそーゆー時に見つけたのが、


「観光客らしき人を尾行すれば、必ず目的地へ行けるの法則」笑


ということで・・・3人組の女子を尾行中↓↓↓

たくちゃんブログ



↓  ↓  ↓  ↓  ↓



スギモト ヒロシ  ゴオウジンジャ

杉本 博司 「護王神社」
たくちゃんブログ

小高い山へ向って


いくつもの石段を上ると、それは現れる。


神聖な領域を感じさせる、小さな神を祀るハコがそこに。


たくちゃんブログ

お気づきの方もいるとは思いますが、


わかりますかね? 階段の部分。


それではもう少し寄ってみましょう。


たくちゃんブログ

そうです。 この階段、ガラスなんです。


近くで見ると透き通っていてとてもキレイでした♪


皆さんは写真を拡大してご覧下さいw


まさに「神の領域へと通ずる階段」といった感じでしょうか。


ここ護王神社は、


拝殿 : 礼拝をおこなう為に、本殿の前に設けらたもの。


本殿 : 神霊を奉っているところ。


石室 : 石で造られた部屋。  ←(読み方はセキシツです)


の3つからなっています。


上の写真で説明すると、階段の右側にあるのが拝殿、


左側にあるのが本殿になります。


そして石室はと言いますと・・・・


気になりますよね?


それでは少し話を戻しましょう。


階段がガラスなのには訳があります。


天から降り落ちる一本の光は、階段を通って地面へと進み、


その下にある地下室、そう、「石室」へと流れ込んで行きます。


ガラスの階段が、石室・拝殿・本殿を繋ぐ架け橋となっているのです。


「石室入口」
たくちゃんブログ


もちろん裏口から地下に入ることもできます。


ただし、どんなに混んでいたとしても1組ずつ。


なぜなら、見ての通り石室への通路は、


ひと1人がやっと通れるくらいの広さしかありません。


真っ暗で長い長い通路。


一度入った者が出てくることは・・・・


ないと言われているそうです。


今ウソついたかも(・_・;)!・・・


↑本当は神秘的な空間が待っています(/ω\)


ちなみに個人的な意見としてですが、


1人で来てもとりあえず怖すぎて入れないと思いますので、


2人以上で挑んでみて下さい(^▽^;)ノ ←これは本当!




家プロジェクトの紹介は、この辺で終わりにしたいと思います。


(読者の中に今度行ってくる人もいるみたいなので♪)



「直島の夕日」
たくちゃんブログ

それでは、冒頭に書いてあった文章を思い出してみて下さい。


おれは十八の時に初めて「建築」の世界に足を踏み入れました。


建築を選んだのは正直「なんとなく」と言うつまらない理由でしたが、


思いの他これが面白かったのです♪


そして国家試験を乗り越え、この世界で頂点を目指そうと決意しました。


とかいいながらも、やりたいことは山ほどあって、


今だに心が揺れますし、将来なにをやっているかなんて、


今のおれにはわかりません。


特に今回のような旅をしていると、


自分とは全く違う世界に生きる人たちの存在を知ることが多々あります。


そんな時おれは、まずその人たちの作品に触れ、自分なりに解釈し、


彼らの意図を見抜こうとひたすら考えます。


時間の許すかぎり、彼ら(作品)と向き合うのです。


すると、不思議と何かをキッカケに伝わってくるモノがあります。


これは、「感じる」と言えばカッコイイのですが、


やはり「考えて出る」に近い。 理解し、


そして初めて感じとれる力が身につくのではないでしょうか。




この世の中には、まだあなたの知らない世界がたくさんあります。



あなたは、


ある書物を読んだ為に、


その後の人生を大きく動かされたことがありますか?



オーケストラの演奏を聴いて、


一瞬、寒気に襲われたかのような感覚を味わったことがありますか?



美術館にある一枚の絵に、


涙を流したことはありますか?



まだあなたの目には映らない世界。


覗いてみたくはないだろうか。




キズナ

「絆」
たくちゃんブログ







        次回 (最終章)


 黄色いカボチャ、「キカボ」発見!?ラブラブ



たくちゃんブログ