今年のノーベル医学生理学賞候補7名のなかに日本人

大阪大学大学院教授・審良:あきら:静男教授の自然免疫とそのレセプター(受容体)


連日、難しいので、「一日おきくらいが良さそう」、と、読者の方からお便りをいただきました。<伝えたい思いが先に立って>、大いに反省しています。


さて、連載している和歌山県立工業技術センターでの講演と、関連の話題は、今日はお休みして、今年度のノーベル医学生理学賞候補について、ちょっとご紹介しましょう。


今年は、ノーベル医学生理学賞の7人の候補者のなかに、日本人が一人、推挙されています。


大阪大学大学院教授の審良(あきら)静男教授が、その人ですが、新聞記事などで、ご覧になりましたか?


審良(あきら)静男教授の研究は、このブログで紹介してきた自然免疫:人が生まれながらに持っている免疫細胞:マクロファージと、そのレセプター(受容体)、専門的な言葉で紹介すると、TLRの仕組みの解明です。


1999年、審良(あきら)静男教授によって、さらに明らかにされた免疫細胞とレセプター(受容体):TLRの仕組みと、その作用は、人体と健康・人体と病気・人体とウイルスや感染菌の関わりを、立体的に目に見えるように伝えるもので、審良(あきら)静男教授の論文からの引用は、世界的に群を抜いて高く、その点も、高く評価されています。


ノーベル賞候補に日本人の名前が挙がっただけでも嬉しいことですが、医学的にも、免疫細胞とレセプター(受容体)の仕組みの解明が、どれほど大きな意義を持つものかが、改めて注目されたことも嬉しいことです。


地球上で人が健康に過ごすことができるのは、免疫細胞がウイルスや感染菌をパクパク食べてくれるおかげです。腸管に集中する免疫細胞の、その大食ぶりを、利根川進博士等が解明し、ノーベル賞受賞に繋がりました。


今度は、その、免疫細胞のレセプター(受容体)の仕組みの解明で、日本人がノーベル賞受賞の可能性、朗報が、今から楽しみです。


免疫学の研究で明らかになった、免疫細胞のレセプター(受容体)に完璧に組む唯一の成分、パン酵母ベータグルカンについて、次回は、また、お話ししましょう。