交代人格たちが、私の身体を使って勝手に出入りする毎日が続きました
私はほとんど傍観しかできませんでした
自分が自分じゃなくなって、誰だかわからない毎日に、このままではいけないし、もう自分のチカラではどうにもできないと思っていました
その頃に、たまにですが、私自身が灰色の箱に入れる時がでてきました
私は藁にもすがる思いで精神科に電話をし予約を取りました
初診の日、全てを話すと決めて精神科に向かいました
その時、私の身体の左上からさくらが「病院には行くな」とすごく怖い顔で睨んでいました
それでも私は精神科に行きました
私は主治医に全てを話しました
主治医は注意深く話を聞いてくださいました
全てを話し終えると、主治医は
「これはとても大変なことになると思う
もしかしたら、ここだけでは手に負えないかもしれない」
と言いました
主治医は脳のメカニズムや、性被害の恐ろしさ、トラウマの大変さなどを丁寧に説明してくれました
あれから4年以上経つけれど、今でもすごく尊敬していて、診てもらっています
その4年の間には、主治医の母校の大学病院の閉鎖病棟に入院したり、国立大学附属病院の解離専門医の治療も受けましたが、それも経て、今はまた主治医のところに戻っています