フェンディー 2008年 秋冬新作バッグから。
日テレ、スッキリのスッキリナビのコーナーにて
ハイブランドのファッション小物の紹介やご意見番として
出演させていただいていますが
ロケに行っていつも思うこと。
何十年どころか何百年というほど長い歴史を誇るハイブランド
も多いですが
とにかく長く引き継がれる「素晴らしさ」
というものがハイブランドそれぞれに
あって、いつも見とれてしまいます。
見とれるところはいつも
その不変的貫禄、＆ 職人の技です。
でもそれだけではない、
毎回新しい発見もあり、ハイブランドの
「強さ」「臨機応変さ」も感じる。
ブランドだから素晴らしいということではなく
ちゃんと、しっかり、そのブランドの本当の良さを
知って、語ることができ、
また、ほんとうにお似合いになる方がお客様にいらしたら
堂々とすすめることが出来るだけの
知識、いいものがわかる感性、経験、そういったものが
非常に重要だと感じています。
日本の女性は世界で一番 ブランド好きと
皮肉にも近い
言われ方をされていますが
何故そのような言われ方をされてしまうのか
パーソナルスタイリストは、
リアルで、しっかりとした意見をもち、
アドバイスが出来なくてはなりません。
そのためにも
まずは、自分がちゃんと、
ブランドを「知識」としてだけでも
知るべきなのです。
今回 バリーさんにもお邪魔致しましたが
バリーは、メンズの鞄で有名ですが、もとはレディースの
靴のブランドだったのです。
そういうことも、「知らなかった」では、スタイリストとして
いかがなものでしょうか。？
物知りなだけでも困りますけど
知らないよりはずっといいのです。
入学前から少しづつ、勉強していくと良いでしょう。
ネットからでも随分学べます。
また実際 お店に行って、販売員さんの声を聞くことも
非常に勉強になりますよ。
ブランドの歴史を知ることは
ファッション全体の歴史を知ることにもなっていく。
ぜひ、
興味を持って 本当のブランドの魅力に
迫ってみてください。
まずは、自分が興味があるブランドからでもいいのです。
持っているお財布は何？
そんなところから、知識を備えていきましょう。
＊ サルバトーレ・フェラガモ
今期 デザイナーが変わっています。
洋服も、かなり素敵。
フェラガモ 祝 80周年。
http://www.afpbb.com/fashion/2667822