うちの長男は、長男らしくマイペースで優しい心を持った男の子ヘビ


そんな長男は時々面白いことを真面目な顔して言うてくるから、ぷっと笑ってしまう。


この間も、鼻をほじほじした後に(汚くてごめんなさい)自分の指をじっと見つめ「ママ髪の毛ついてる(鼻毛のこと)」と言うてきた。私は「それは長男の鼻毛やで。」と教えてあげた。そしたら、「えっ!おれ鼻の中に髪の毛あるん!?」と嬉しそうな顔をしてる。何で嬉しそうにしてたのかは聞くの忘れた流れ星どうやら鼻毛が生えてることを知らなかった模様。

こんな感じで時々、それみんな知ってるやろってことを知らなかったりする。でも確かにわたしは教えてないし、学校でも習ってないと思う。もう3年生やのにまだまだ純粋無垢でかわいいなぁと感じることがほんまにいっぱいある。


そんな長男はもしかしたら読み書きの障害があるかもと担任の先生から告げられた。実は3年生になる時に引っ越ししたので、新しい学校に通い出して、1学期の個人懇談の時に担任から言われた。席につくなり先生から「お母さんディスレクシアって知ってますか?」と聞かれたのは忘れへん。「トムクルーズとかのあれですか?」とわたしは返した。

わたしはやっぱりなという気持ちが大きくて、あまり驚かなかった。


というのも、1年生に上がってひらがなカタカナ音読など、ん???っと思うレベルで覚えるのが遅かったから。でもハーフやし、日常では日本語やけど、パパからはスペイン語や英語で話しかけられるから、言葉に関してちょっと混乱してるんかなとか思ってた。当時の担任の先生にも何か障害とかですかね?と相談したこともあったぐらい。当時の担任はまぁこんなものでしょう。習字とか習ったら字も覚えたり、きれいになるかもとアドバイスしてくれたけど。


今の担任の先生は前に同じ障害を持った子のサポートに入ってたことがあるらしく、長男の覚えるスピードや間違え方などを見て、もしかしたらということで懇談の時に話してくれた。言葉の教室ってのが通ってる学校にたまたまあって、そこの先生はそういう障害などのスペシャリスト。そこ先生とも面談させてもらえて、長男の現状とかを話して、2学期様子を見ますということになった。


漢字のテストや音読に関しても、前は何でできひんの?とちょっと苛立つ自分もいてたけど、今はもしかしたら障害があるのかもとなってるから、しっかり音読できたり、作文の宿題で漢字が書けたりしたらすごいやんって思うようになった。

今は2学期の懇談でどうやったかって話あるんかな?というぐらいの気持ちでのんびり待ってる感じ。


まぁそんな長男やけど、心はほんまに優しくて、1つ下の弟がとっても大事で、宝物は弟って小学校のなんかに書いてたぐらい。年子やし、いつもほんまに2人でいてる。頼りない兄としっかり者の弟。兄に頼られるとまんざらでもない様子の弟。いつまでも仲良くいてくれたらなぁと思う母なのでしたハート