「相続」と言うと、若い方は自分には関係ないと思うことでしょう。

しかし、そんなこともありません。

人はいつかは亡くなるものですが、そのいつかがいつかは分かりません。

私もそしてあなたも明日交通事故で亡くなるかもしれません。

 

では、私やあなたが明日急に亡くなるとどんなことが起こるでしょうか?

私の場合、結婚もしていませんし、子どももおりませんので、相続人は両親です。

それでは、あなたは誰が相続人となるでしょうか?

お葬式の手続きは誰が取るでしょうか?

相続資産は何があるでしょうか?

 

そんなことを考えると、実は若くてもやっておくべきことは山ほどあります!

 

今回はそんな「相続とはおよそ関わりなさそうな方も実は考えるべきことあるんですよ!」シリーズの第一弾です。

 

 

~~ここから事例~~

 

先日相談を受けたとある知人女性。

38歳で5歳の男の子と2人暮らし。

昨年離婚が成立し、いわゆるシングルマザーになられました。

 

とても真面目な方で、仕事でも有名企業の第一線で活躍されている。

子育ても一切の妥協なく、頑張っていらっしゃる。

 

心から応援したくなる方です。

 

お子さんのことをとても愛していらっしゃって、自分に万が一のことがあったらどうしよう?

万が一のことがあっても、お子さんを困らせたくない。

親御さんはまだ60代ですが、東北の農家で質素な生活を送っていらっしゃり、ご両親に負担を掛けたくない。

そんな思いで、相談にいらっしゃいました。

 

さて、この女性に万が一のことがあったらどんな問題が起こるでしょうか??

 

この女性は、私に会話の中で「万が一のことがあっても子供に経済的に困ってほしくないから生命保険に入りたいんだけど、どんな保険にいくら入ればいい?」と仰いました。

 

私は、すぐに気になることが出てきました。

 

万が一のことがあったら、誰がお子さんの親権を誰が持つことになるのでしょうか?

生命保険の受取人であるお子さんは幼く、財産を管理する力はないので、新しい親権者が行うことになるかもしれません。

お子さんのためにと思って入った生命保険の保険金が、この女性が望んだとおりに使われることになるのでしょうか?

 

~~ここまで事例~~

 

こんなことを考えるのも相続対策です

 

それでは!