君は君以上でもなければ
君以下でもない
自分にはどういう傾向があるのか、
ということを、一度考えておくこと。
たとえば、
「自分とは何か」を知るために、
「自分の一番いいところは何だろう」
「自分の一番ダメなところは何だろう」かを
よく考えてみることです。
自分のいいところは、真面目で優しいところ。
ダメなところは心配性で、
すぐに動揺するところ。
ほかにも長所は、短所は・・・って。
面白いことに自分の長所と短所を
正直に書き出すと、
不思議なことに相反する部分があることに
気づきます。
つまり、良い部分も悪い部分も、
強い部分も弱い部分も
きちんと合わせもっていることが分かります。
もっと言うと、そのいい部分、悪い部分は
成長するにつれて変わってくるし、
その時々で強い部分も弱い部分も
変わってくるんです。
まずは、
一度いいところも悪いところも、
矛盾するところなども含めた上で、
自分の性格を認識したら、
素直に丸ごと受け止めてしまえばいいんです。
そうすれば、
「私にはいいところも悪いところもある」と
どんな自分も認められ、
小さなことでは悩まなくなるはずです。
(ああ、今ダメな私が顔を出してる。
こんなことでビクビクしているようでは
大物にはなれないな)
って。
自分でこう思えたら、
これからの人生よほどのことが起きない限り、
そう簡単には何かに恐れたりしないでしょう。
ダメでも別にいいじゃないですか。
この感覚をぜひ持っていきたいものです。