コロナウィルスの件で、テレワークを導入する企業が出てきている。

但し、全体から見るとほんの少しである。

なぜ日本ではテレワークが普及しないのか?

役所とやり取りしたことがある人は良くわかるかもしれないが、日本ではその人が常勤なのか非常勤なのかという事をすごく気にする。

ここでいう常勤とは、仕事の内容というよりは会社にどれだけ来ているかだ。(それほど気にするのに常勤、非常勤の法的に明確な基準はない。あえて言うと社会保険をそこでもらっているかどうかかな)

これはいろいろな理由があるのであるが、私は「いざ鎌倉症候群」と呼んでいる。

武士の時代のメンタリティが、この21世紀になっても脈々と受け継がれているのである。

電話もメールも、SNSさえ普及しているこの時代にである。

実はこの慣習は、仕事をしない人には非常に居心地が良い。(仕事で実績を示さなくても、会社に来る事である程度許されるからである)

大震災の時も台風の時も、電車が止まっても何とか迂回して会社に行く日本人。

そろそろ変えましょうよという話である。

アメリカなんかは国土が広いし、先んじてテレワークが普及している。

日本はアメリカみたいに国土は広くないけど、東京であれば朝満員電車に乗って通勤するロス(体力を大幅にロスします)を考えると、やはりテレワークのメリット大きいよね。

まず会社に来ることを最大の評価基準にするおじさんが意識を変えないと変わらないだろうね。

個人的には、55歳以上は毎日会社に行ってはいけない(テレワークにする)という法律作ったらどうかと思うがね、

それとも通勤課税するかね。

 

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