エホバの証人に対する攻撃において、ロシア正教会は、

何故、ロシアの司法当局を動かすほどの権力を持っているのでしょうか。

 

言うまでもないことですが、

ロシア正教会はプーチン大統領との密接な関係を持っているからです。

 

◇日本経済新聞

ロシア正教会が暗闇ーウクライナ奪還へ プーチン政権と一体

 

ロシア正教会のキリル総主教は2011年からクレムリン(ロシア大統領府)

に公邸を構えています。

 

キリル総主教は、プーチン大統領の治世を「神による奇跡」と評し、


親欧米に転換したウクライナの政権について「邪悪だ」と公言し、
聖職者に事実上闘争を呼びかけ、

 

プーチン政権と一体となってウクライナ奪還に動いてきました。

 

 

また、ロシア正教会はKGBやマフィアの協力も得て、

ロシア政府のために活動しています。 

http://kokusaipress.jp/263578#ftoc-heading-5

 

 

その一方で、闇の支配者が支配するネット上では、

プーチン大統領を賛美するように促すニュースが多数見受けられます。

 

一例として、世界の裏側ニュースさんより

 

「プーチン大統領の男泣き」

 

 

(世界の裏側ニュースの管理人さんのコメント)

亡くなったロシアの警察官を追悼するコンサートで男泣きするプーチンさん。

国民一人一人の命の重さを知っているからこその政治をしているな、

といつも感じうらやましくなります。」

 

 

 

 

「プーチン大統領の男泣き」を含む美談を信じることは、

果たして賢明なことなのでしょうか。

 

 

 

ロシアで頻繁に起きてきた大規模テロ事件のカラクリから

何が学べるでしょうか。

 

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2002年に起きたモスクワ劇場占拠事件

http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/chechen/2004/10/post_9.html

 

 

プーチン大統領の演説
人質解放作戦を決行し、何百人もの命を救いました。不可能なことを
成功させた我々はロシアを屈服させることはできないのだと証明しました
。」

 

 

ところが実際には、ロシアの使用した特殊ガスの為、人質129人が死亡。

 

 

①特殊部隊の強行突入は正しかったのか、②特殊ガスの使用は正しかったのか

 

という遺族達の疑問の声は、「対テロ戦争」という名の下にかき消されました。

ある女性生存者は、武装勢力の女性と会話し、

 

「妊娠中の女性が爆薬を腹に巻き付けるなんて、

余程酷い目に遭ったに違いありません」と語っていた。 

 

ロシア唯一の独立系ラジオ局「モスクワのこだま」編集長A・ヴェネジクトフ氏は、

「モスクワ劇場占拠事件はロシアにとっての9・11」。

 

人質達は、携帯電話から、このラジオ局に電話していました。


「モスクワのこだま」は、ロシア権力に屈することなく、人質の声を放送し続け、

特殊部隊によるガス使用を最初に報じました。

 


「プーチン政権の弱さを露呈」:

「プーチン政権は、自分達の非を認めず、謝罪もせず、

事件について多くのことを隠しました。それが弱さなのです。」

 

「この事件によって、皆が、これは、戦争だと覚悟すべきだと理解した。」

ある人質の女性は、劇場内から携帯電話で、「私たちは世論の支えが必要です。

皆さんが興味を失えば、軍(ロシア当局)は強行突入してくるでしょう。」

と訴えていた。



編集長は、突入部隊アルファの士官たち数人とも話しました。


「ガスは眠らせる為のものだと聞いていた。」


「特殊部隊が予想していたのは銃撃戦で、ガスで死んでいく人に対する

準備はできていませんでした。人々はただ眠っているはずだったのです。」

遺体は特殊部隊によって運び出されました。 兵士達はパニック状態でした。
医師はいませんでした。

 

人質を搬送する担架も、ガスに対する解毒薬も足りませんでした。


人質達が何によって苦しんでいるのかを分かる者はいませんでした。
多くの人が間違った姿勢で搬送され窒息しました。

 

人質達は雨の中、何時間も劇場の入り口に放置されました。
救急車は現場に近づけず、遺体はバスで無秩序に運び出されました。

 

 

 

 

 

パニックは病院にも及びました。

 状況を知らされていなかった医師達は、ガスの成分を知りませんでした。
 どうすれば人質を治療できるのか誰にも分かりませんでした。

 



そして、プーチン大統領の演説
人質解放作戦を決行し、何百人もの命を救いました。不可能なことを
成功させた我々はロシアを屈服させることはできないのだと証明しました
。」

 

 

 

国から支給された約40万円は埋葬代にしかなりませんでした。

アンナ・ポリトコフスカヤ女史は、こう語りました。

 

アンナ・ポリトコフスカヤ(ジャーナリスト) 2006年10月自宅前で射殺される

 彼女はプーチンのチェチェン政策を痛烈に批判してきた。

 ノーヴァヤ・ガゼータ紙の記者。ロシアの闇について正確な記事を書くことで

 定評があり、これまでに記者や寄稿者が4人殺害されている。

 http://www.huffingtonpost.jp/amnesty-international-japan/russia_b_5926080.html

 

              

 

        

 

 

 

(アンナ・ポリトコフスカヤ)

 「チェチェンで暮らす人々は人間らしい生活を奪われています。

 

ノルドオスト(劇場占拠事件)の悲劇の後も苦しみ続ける人達。

肉親や親しい人を失った人達。

 

皆チェチェンの人と同じ状態にあります。

自分達は政府に人間らしく扱われていないと感じているのです。

 

政府は謝罪し、自分達の過ちを認める代わりに、被害者を見捨てたのです。

チェチェンでやったのと同じようにね。

ロシアの国民は昔から権力という名のブーツの底に付いた塵にすぎないのです。」



「ノルドオストの人質の会」を結成、既に200人以上が参加死者一人につき、

100万ドルの賠償金を要求、ロシア政府は訴えを受理していません。


 欧州人権裁判所は四件を受理。(※2011年に原告側が勝訴)



アンナ・ポリトコフスカヤ女史:
 「残念ながらロシアの弁護士達は皆、怖気づいていました。

誰も権力に立ち向かおうとしないのです。

 

権力者新しい皇帝(プーチン)と闘わなければならないと分かったからです。

弁護士達は皆それを恐れたのです。」



イリーナ・ファジェーエワは15歳の息子を亡くしました。

 死体安置所で見つけた息子の死体には二つの穴が開いていました。

傷は隠されていました。おそらくロシア特殊部隊の流れ弾でしょう。

 

しかし公式発表では銃弾で亡くなった人質はいないことになっている為、

政府は未だ一人息子の死因を明らかにしていません。

 

イリーナはアンナ・ポリトコフスカヤと接触し、ロシア政府に息子の死の説明を

求める記事に材料を提供しました。

 

死亡証明書の死因の欄が明らかになるように闘い始めたのです。

 

しかし、記事を発表した後、数々の脅迫を受け、

秘密情報機関から口を閉ざすよう通告されました。


 姉は毒ガスの後遺症で苦しんでいますが、国は何の援助も与えてくれません。

事件直後、サナトリウムでの治療を受けるチケットを約束していた厚生委員会は、

 

「事件はもう終わった。被害者への援助は取り止めになった。

貴方に与える物は何もない。これが国からの援助の実態です。」



政府側代理人の見解

「被害者から、無料で入院させてくれなかった。

援助して貰えなかったと言われたことはありません。

 

私が知る限り、苦情は全くありません。実際は逆ですよ。

病院は援助を申し出ているのに、被害者の方が来ないのです。

手厚く扱われている筈ですよ。」



「政府は遺族を散々脅した挙句、悲劇の痕跡すら消そうとしています。

私達は裏切られたばかりでなく、今では押しつぶされ、

忘れ去られようとしているのです。」 

スベトラーナは、腕の先を持って引きずられる13歳の娘サーシャの映像を

見つけました。また、娘がバスの中で折り重なった遺体の下敷きになって

窒息死したと、後に知りました。三人の男性が重なっていたのです。」


 「武装勢力の女性達が何故あんなことをしたのかは理解できます。
 今の私だって.....何をするか分かりませんから。」


北オセチアでの強行突入後、プーチンの支持率は80%に跳ね上がる。』

(転載 終わり)

 

 

 

プーチン大統領は、事件の翌年の2003年9月に、

犠牲者はガスのために亡くなったのではなく、脱水症状、持病、

心理的ストレスなどの複合的要因で死亡した」と記者団に語ったといいます。

 

犠牲者や遺族は、政府に真相究明を強く要求したが、

使用された毒ガスの成分さえいまだ公表されていません。

 

http://blog.goo.ne.jp/azianokaze/e/af4a548160970b0d271b39a2679853e5

 

 

 

一方、42人のゲリラは、2人を除いて全員が特殊部隊に殺害されたといいます。

 

ゲリラとして襲撃に参加し、特殊部隊の突入寸前に姿を消した2人は、

ロシア側の特務機関員だった可能性が高いと見られています。

 

つまり、ロシア側が誘導したテロ事件であった可能性が高いのです。

 

   チェチェンニュース

  http://chechennews.org/chn/0725.htm

 

 

 

 

◆『ベスラン(北オセチア)学校占拠事件

 

2004年9月1日から9月3日にかけてロシアの北オセチア共和国ベスラン市の

ベスラン第一中等学校で、チェチェン共和国独立派を中心とする多国籍の

武装集団(約30名)によって起こされた占拠事件。

 

9月1日に実行された占拠により、7歳から18歳の少年少女とその保護者、

1181人が人質となった。

 

3日間の膠着状態ののち、9月3日に犯人グループと治安部隊との間で

銃撃戦が行われ、治安部隊が建物を制圧し事件は終了したものの、

 

386人以上が死亡(うち186人が子ども)、

負傷者700人以上という犠牲を出す大惨事となった。

 

 

 

 

 

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2005年、ベスランでの裁判で、元人質たちの証言から、

事件は、チェチェンの武装勢力によるものに見せかけられていますが、

 

実際には、ロシア側のシナリオであったという証拠が浮かび上がります。

 

「チェンチェンニュース」

http://chechennews.org/chn/0522b.htm

http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20060903/1157251900

 

 

ロシア政府と密接に繋がっているロシア正教会による甚だしい偽善

 

 

 

 

 

 

   何故、このような悲劇が繰り返されるのか。

 

 

 

 

「プーチン大統領のチェチェン政策」

 

  チェチェンのニュース

  http://chechennews.org/basic/whatis.htm

 

 

くりかえしチェチェンで戦争が起こる理由はいくつか挙げられる。

ロシアの政治状況が、チェチェン戦争を必要としているのだ。 


エレーナ・ボンネル女史(反体制物理学者サハロフ博士の未亡人)は、

こう証言している。

「第二次チェチェン戦争が勃発した主な原因を探るには、まず、

現在のロシア政治情勢を理解しなければならない。

 

第一次チェチェン戦争は、エリツィン大統領再選のために必要であった。

 

第二次戦争は、エリツィン大統領が自ら選んだ後継者として公に支持する、

ウラジーミル・プーチン現首相が世論調査で順位を上げるために必要とされている」 



資源面から見ると、チェチェンで原油を産するほか、

カスピ海のバクー油田からのパイプラインが領内を抜けているため、

 

ロシア側としてはチェチェンを自国のコントロール下に置きたい。 

 

それで、99年8月、モスクワなどの都市では大規模なアパート爆破事件が続発し、

ロシア政府はすべてチェチェン人の犯行で、

 

犯人たちはチェチェンに逃亡したと発表した。

 

しかしすぐに破壊された建物は撤去され、今にいたるも犯人は明らかになっていない。

 

この動きを受けて、9月23日、ロシア政府は「テロリスト掃討」のため、

チェチェンへの空爆を開始した。「第二次チェチェン戦争」の始まりである。

 

 

2001年9月11日以降、ブッシュ政権が「テロとの戦い」を掲げ、

世界を「テロに反対する国々」と、「テロを実行し、支援する国々」に

二分しようとしたときに、

 

チェチェンはその境界線上に置かれることになった。

 

つまり、「抑圧されている少数民族」と、「分離主義のテロリスト」の二種類の

レッテルを、その時に応じて貼り替えられることになったのだ。

 

ロシアのプーチン大統領はいちはやくブッシュの「テロとの戦い」への

支持を表明した。

 

その結果としての中央アジア諸国とグルジアへの米軍駐留も呑んだ。

 

チェチェンを「対テロ戦争」の一部に位置付けることで、

重度の人権侵害に対する欧米からの批判をかわすためである。 
(記事より抜粋)

 

 

チェチェンでは、ロシア政府が仕掛けた戦争で20万人の人々が死亡。

その多くは民間人だといいます。

 

そのため、戦争を止めさせたい一心で、チェチェンの人々は、

命懸けで行動を起こさざるを得ないという事態になっていたのです。

 

そのような状況を作り出したプーチン政権が、チェチェンの人々の必死の思いを

自分たちの利得のために都合よく利用して、テロを自作自演してきたのです。

 

このような事実があるなんて、私たちには殆ど知らされていません。

 

メディアが、いかに、権力者にとって都合よく統制されているかが分かります。

 

また、このような事実を知るとしても、

私たち個々の人間には、どうすることも出来ません。

 

人間によるこのような邪悪な支配を終わらせることが出来るのは、

宇宙の創造者エホバ神だけなのです。

 

エホバ神は、間もなく裁きを執行されます。

 

聖書の詩編92編7節、83編16‐18節にこうあるからです。

 

邪悪な者たちが草木のように芽生え、

有害なことを習わしにする者たちが皆咲き出るとき、

それは彼らが永久に滅ぼし尽くされるためなのです。

 

エホバよ、彼らの顔を不名誉で満たしてください。

人々があなたのみ名を尋ね求めるためです。


ああ、彼らがいつまでも恥を負い、かき乱され、

恥じ入り、滅びうせますように。

それは、人々が、その名をエホバというあなたが、

ただあなただけが全地を治める至高者であることを知るためです。」

 

 

 

裁きの時が近づいているため、悪魔の手先であるロシア政府とロシア正教会

(その他の諸国家政府と偽りの宗教を含む)は、

人類が、宇宙と地球と人類の創造者エホバ神に敵対するように誘導します。

 

 

 

 

 

 

悪魔は、大衆が、邪悪な支配者と共に

不利な裁きを受けることを切望しているからです。

 

エホバの証人の反対者の方々は、このような重要な背景を考慮に入れることなく、

闇の支配者提供の”架空のJW組織を信じさせる情報”を拡散することにより

 

結果としては、悪魔の手先の媒体として利用されているのです。

 

ブログ管理人は、エホバの証人が語ることに、偏見なく耳を傾けてみてから、

判断して頂きたいと願っています。


   JW公式ウェブサイト

  https://www.jw.org/ja/