2020.07.09
今日もドンヨリたまに雨な東京です
そして夜の今はしっかり雨です。
多くの地域で洪水や土砂崩れが起きてますからね。
災害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げますm(_ _)m
さてと、
Yさんとの仕事の一日でした
最近はYさん、慌てなくなりました。
慌てるとランダム言語の飛び散るYさん、
だから、慌てない時はわたしもホッと落ち着けます。
午前中は病棟廻って与薬指示票の記入ミスや記入ロスと
患者移動を調べてだいたい終わるのが11時過ぎ。
終わって戻ると、Yさんから言われました。
「さっちん、連絡帳読んだ」
「これから読むわ。」
で、開いてみると、まあ、連絡帳の中が
YさんからSさんへの連絡やら、
SさんからYさんへの連絡やら、
またわたしへの連絡やらで賑やかなことになってました
そのひとつですが、
「Dr.が『字をもっと大きく書きなさい。』って。」
おーい、それじゃあ言葉足らずだよ
「何のこと」
「与薬指示票のことよ。」
「あ、あれね。あれさあ、
ナースたちがゴチャゴチャ書き込んだ所に訂正やら補足やら
書いてるから、場所ないんだよね。」
「『矢印を大きくナースの書き込んだ下段まで引いて、
そこに訂正をキレイに書きなさい。』って。」
ナースが先生の代行で書いてるんですが、
本来は医師がナースに向けて書いて出す指示なんで、
医師が書くように正確でないといけないです。
日本では戦前戦後は指示書きを
医師自らナースに教えて代行させるのが当たり前でした。
今は薬の指示の書き方を
正看の看護学校で習うとはいえ、
まったく習ってない准看もいれば、
学校では習わなくて医師から習うのが当たり前だった昔に
看護学校を出たナースもいます。
だから、わたしたちがたまにマニュアルを作って教えています。
ってか、わたしが教えてそのまま来たので、
Yさんはまだ彼女たちに教えた経験ないですが
彼女たちはヤッパリ専門じゃあないし、
忙しいと大事な所を抜かすときが結構あるんで、
それをわたしが訂正してるんです
例えばアセトアシガヘン2ケとだけ書いてあると、
ケの字は解るけど、
他の医師が患者さんに薬がどう出されてるか
確認しようとして見ると、
アセトアシガヘンの錠剤か坐剤か、
又は、どちらも100mgのと200mgのがあるので、
4種あるウチのどれが出てるのか判らないし、
1回に2個出したのか、
1回1個で2回出したのか判らない
そして、何日分かを出したのに日数を書き抜かしてるのを
医師が見逃しやすくなります。
けど、ナースからすると、
「あのときは先生に2ケ出してって言われたから2ケって書いたの。
あのときだけなんだから、1回に決まってるわよ。」
ってなっちゃうんですよ
代行が長く続いてるため、
与薬指示票(=医師が薬を与える指示の票)が
いつの間にかナースにとって、
ナースが指示受けした記録の表になってるんですよ。
困った現実です
でも、近年はナースたちもわたしの訂正に習って
書いてくれるようになりました
ああ、また話が長くなっちゃった
でもね、最初はDr.に「何なの、これ」って
ビックリされたけど、
「大きく書け。」って言われたからは、
立派に仕事として認められたわけですから、
まあいいかです
もっとも、医師が書いたとしても記入ミスは起こり得ます。
だから、わたしは投薬ミスを防ぐために、
薬剤師が訂正するのが正しいと思ってますが
今日の東京は224人。
地下の住民を本格的にPCR検査でホジホジした結果も
あると思いますが、
今までが
病院向けまたは保健所向けの医療費削減で
検査のできる技師が少なすぎたんです。
働き方改革とか言ってね
今回は検査会社の社員まで駆り出して
急遽検査を増やした結果ですな
今度から医療予算たんまり頂戴