一枝氏「初回に3点を先制されたが、直後に同点。4回にまた突き放されても、追加点を許さず、粘って追いついた。林の今年の成長はまっすぐに狙いを絞っていても、変化球に対応できるようになった点。もともとスイングはしっかりしているのだから、浅尾のスライダーを弾き返せた」。
中日戦。しかも敗色濃厚な終盤の8回に林の同点打が飛び出した。この事実は今季の阪神の変身を感じさせた。
一枝氏「前日のゲームでも2点先行されながら、中盤に逆転した。昨年7つも負け越したのは(1)先行され、追加点を入れられズルズルというケース(2)先行しながらじわじわと追い詰められての敗戦、が多かったから」。
昨季、阪神が先取点を取りながら、逆転され負けたゲームが6試合もあった。
一枝「それが、かなり印象に残っているから、意義がある2ゲームだったと言える。確かにピンチは何度かあったが、各投手が瀬戸際で踏ん張った。これで、苦手意識が完全になくなったと断言はできないが、対等に戦えるという気持ちをチームが持てるステップになったことは確かだろう」。勝ちはできなかったけど、必死に戦って、負けなかったことに今後の直接対決に希望が持てるでしょう。どちらが、1位になろうとも、クライマックスシリーズで対戦するのはほぼ確実ですからね。