お久しぶりでございます。

相変わらずゲームはやっていたのですが、元来のさぼり癖が発動し、

億劫になってしまっていました(汗

 

ところが、久々にこれはいい進化をした!と思えたゲームが出たのです。

そう、それが

 

PS4:龍が如く7 光と闇の行方

 

発売前から散々話題になっていたのは、

やはり主人公が変わったことと戦闘がRPG化したことの2つでしょう。

 

個人的には主人公の変更に関しては、

桐生一馬の物語にも限界を感じていたので

心配はしていませんでした。

 

ですが、やはり戦闘のRPG化には不安を感じていました。

昨年の冬に体験版が出て、触ってみた感じでは悪くはない、

けど良いってほどでもないかな、というのが本音。

 

ただ、このシリーズは1作目から欠かさずプレーしているので、

不安を感じつつも購入。

 

そして先日クリアしたので感想を書いてみたいと思います。

 

 

キャラクター

 

まずは主人公・春日一番!

ソープ生まれの捨て子という重い過去や、

組員の変わりに17年の収監されたのに

組に戻れないわ、神室町は近江に乗っ取られてる上に

自身は横浜のホームレスになるわと、

ドン底人生なのに、明るい一番。

 

その一番を取り巻く仲間たちもそれぞれ個性があり、イイ感じです。

PTが最終的に7人になるので、ちょっと多いかな、

と思ってたのですが、そんな不安は吹き飛びました。

 

個人的にお気に入りのくん。

初めのイメージと仲間になった後のイメージが全然違う(笑)

 

 

街を闊歩しているとパーティチャットが出ることもあり、

これがまた楽しいんですよね。

 

 

飲食店で特定のものを食べたときにも。

 

 

しかも結構なパターンが用意されているので、探すのも楽しかったです。

 

 

キャラの魅力を助けているのが、何気に過去作と比べても

クオリティの上がったグラフィックでしょう。

メイン級キャラはもちろんですが、

サブキャラや街を歩くモブキャラのクオリティも上がっています。

 

 

 

初めて足立さんが情報解禁された時なんかは、

ほんとにこれ龍が如く?ってびっくりしましたもんね。

 

 

 

ストーリー
 
メインのストーリーは基本的にシリアスです。
一部そんなバカな、と言いたくなるような部分もありますが、
一番の熱さを感じることができました。
 

桐生さんより喜怒哀楽がはっきりしているので、表情が多彩ですね。

 

逆にサブクエは感動ものもありますが、

ギャグっぽいものが多く、こちらはこちらで楽しめました。

 

 

 

戦闘

 

 

相手との距離をとりすぎたり、

攻撃途中の障害物を蹴ったり壊したりするときに空振りしたり、

攻撃不可能なものが進行方向にあると妙に遠回りしたりと、

気になる部分もあります。

が、我慢できないほどでもありません。

上記の部分をアプデしていってくれればよくなりそう。

 

 

そして今作では戦闘中にデリバリーヘルプが呼べるようになりました。

 

呼ぶたびにお金がかかりますが、これが強い!

演出も凝ってて何回呼んでも見入っちゃいますね。

あの人やあの人は呼び出し1回につき、100万円です(笑)

 

ジョブシステム

各キャラ、オリジナルのジョブ1つ+残りは共通のジョブという感じなっています。

が、正直このジョブシステムに関しては練りこみ不足。

オリジナルのジョブが一番強いキャラがほとんどなのです。

 

さらにジョブLVのMAXが20なのですが、

普通にサブクエをそこそこでクリアした場合、

1つのジョブすらLV20にいけない人もいるかと思われます。

つまり結局最初から最後まで、

ほぼ初期のオリジナルジョブだけで終わっちゃう可能性が高いのです。

(紗栄子のみ、回復特化のためにアイドルに転身するくらいかと)

 

 

トロフィーをコンプリートしたい人なら

なおさらジョブ変更するのが無駄になっちゃいます。

(ジョブLV20達成のトロフィーがあるので)

 

同じシステムで次回作があるなら、

ジョブシステムに関してはもうちょっと考えないとダメでしょう。

 

アイテム、武防具

ここももうちょっと頑張ってほしかった。

序盤はちょっと良い武器に変えたいと思っても、

装備の値段が高すぎて買えないのです。

逆に中盤以降になると、今度は会社経営でお金があふれるほどになります。

そうなると装備買い放題、強化し放題になるのですが、

武防具の種類も少なく、半端な印象が強いんですよね。

 

 

アイテム、特に回復アイテム関連にも不満が。

今回はいつものように少しのアイテムしか持ち歩けないわけではなく、

大量のアイテムを持ち歩けるようになっています。

そのため、回復したいときにタウリナーやスタミナンを使いたいのに、

アイテムリストにはパンだの弁当だのジュースだのがいっぱいあって

目的の回復薬を見つけるのに時間がかかってしまいます。

このあたりは回復アイテム薬のタブを増やして欲しい。

 

 

 

ミニゲーム

今までのシリーズでもおなじみの将棋、バッティングセンター、ダーツなどに加え、

ドラゴンカート、空き缶集め、うみねこ館という新規ゲームが増えています。

 

この追加されたミニゲームのクオリティが歴代でも

かなり高いレベルに仕上がっているのが好印象。

やればできるじゃないか、セガ!

ほかのミニゲームもさらにブラッシュアップしていってほしいですね。

 

スロットも久々の復活となりましたが、

台は蒼天の拳、猛獣王、ハーデス、ミリオンゴッド神々の4種類のみ。

液晶やリールの拡大にも対応しておらず、目押しがしづらいのが難点。

(特にハーデスがきついです・・・)

 

 

うーん、台の選択がなぁ・・・。もうちょっと昔の台を復活させてほしかったです。

セガ(サミー)なら古めの北斗の拳とか、ディスクアップとか、

またはサクラ大戦3とかならタイミングも良かったんじゃないかと思うんですけどねぇ。

 

 

その他

こまかい部分が改良されているのはいいですね。

 

タッチパネルでマップ画面が呼び出せるようになっていたり

タクシーがスマホから呼べるようになったり。

 

 

 

今後の龍が如くがこのままRPG化するのか、

または6までのようにアクションに戻るのか分かりません。

でもシリーズファンの半数以上は元来のほうがいいって人もいるでしょうし、

難しいところです。

 

 

ただ今回、RPG化したことによって、

自分的に一番影響があったのはプラチナトロフィーでしょうか。

 

今までの龍が如くはスーパーアーマーのウザさや、2週目必須など、

やりこむ気がしなかったのですが、

今回はRPGということと、面白かったということもあり、

龍が如くシリーズ初のプラチナトロフィー取得となりました。

 

 

 

 

 

 

 

88/100

 

 

 

 

7621円

龍が如く7 光と闇の行方 - PS4
セガゲームス (2020-01-16)
売り上げランキング: 4