第12回勉強会 『模擬授業をしよう』
日時:2013年9月14日(土)18:00~21:00
場所:永福和泉地域区民センター
参加者:6名
今回はコアメンバー3人がそれぞれ模擬授業をし、フィードバックするとともに、
参加者全員で「よい授業」について考える勉強会でした。
18:00受付開始
18:15挨拶 説明
18:20指導案を読む
18:30模擬授業&フィードバック開始
1人目は鈴木直子先生。
小学校算数科の授業でした。
合同な図形について学ぶ単元の第1回目の導入部分を行いました。
児童に「身近なもので同じ形が敷き詰められているものはあるかな?」と問いかけ、
話し合いをさせました。
「分からない」「あったよ!」という児童役の言葉を丁寧に拾い、
児童参加型の授業をしていました。
授業を見ながら、他の参加者は参観シートを記入します。
よかった点と改善点を挙げ、改善点に関しては
「自分ならどう工夫するか」「自分ならどんな発問をするか」などを考えながら書きました。
授業後、参加者が感想や質問をぶつけました。
2人目は木南結貴先生。
中学校社会科の授業でした。
太平洋戦争から敗戦へ至るまでの流れを説明する授業でした。
地図を利用し、国と国との関係を分かりやすく説明しようと試みていました。
授業後のフィードバックや本人の反省でも出ていましたが、
板書する際に略地図はうまく書けるようにしておくこと、
字も丁寧に書き順を気を付けながら書くことは
基本的なことですが、よい授業づくりには欠かせないことだと共有できました。
3人目は飯塚理子先生。
高等学校国語科(古文)の授業でした。
教育実習も経験していることから、さすが!という雰囲気で行われた授業。
よかった点ばかりしか見つけられなかった…という参加者もいたほど、
分かりやすい授業でした。
しかしその分、「クセ」が目についたという参加者も。
語尾を伸ばして話してしまったり、「ちょっと」という言葉が多かったり。
聞き取りやすい話し方を心がけることも大切ですよね。
3人の模擬授業、それに伴うフィードバックのあとはグループワークに入りました。
20:15グループワーク
3人ずつ分かれて行ったグループワークでは、
よい授業に関するキーワードを模造紙に書きながら
話し合いを進めました。
20:40発表
まとめとしてグループごとに発表。
まずAグループ。
3人とも共通して出たキーワードは
「たのしい」「魅力のある」「興味がわく」というような
児童生徒が興味関心をもつことができる授業ということでした。
他にも、「環境づくり」。
授業と言ってもそれは時期や時間によって、児童生徒の様子は異なりますよね。
行事の前なら落ち着きがなかったり、給食後だと眠かったり…
教室環境などももちろんですが、内容だけでなくその周りにも配慮できると
児童生徒の集中できる雰囲気を作り上げやすいのでは?という意見も出ました。
そして、もちろんわかりやすい授業で、知識として身に付く授業だということも大切ですよね。
Aグループでは、まず「児童生徒の心をつかむ」、そして「授業内容に繋げていく」、そのために「環境づくり」が重要であって、教員の人間性も関係してくる、という結論に至りました。
続いてBグループ。
Bグループでまず出たのは「正しい授業内容」であること。
模擬授業でも挙げられていましたが、誤字脱字や書き順、
また授業者の知識の曖昧さは一番良くないという意見が出ました。
そして「分かりやすい授業」であること。
児童生徒が答えやすい発問をする、内容を精選してポイントをつくる、聞き取りやすい授業。
子どもの実態に合わせながら、その子どもが受けやすい授業をすることによって、まず子どもに授業を好きになってもらうことが大切なのではないかという意見が出ました。
そのためにはこちらの話し方、子どもの姿勢を変えるなど、
ちょっとした工夫が必要なのではないかなと思います。
よい授業とは何なのか。
このような問いに正解はないように思います。
様々な勉強会で幾度となく同じようなテーマは挙げられています。
そのたびに多くの方と話し合いの場を持ちますが、
それは終わりのないものであって、教員や教員を目指す私たちが考え続けることが大切なのではないかと思います。






