第9回勉強会 いじめ②







日時:2013年6月22日(土) 18:30-21:00



場所:荻窪地域区民センター第三会議室



参加者:5名



今回の勉強会のテーマは前回の勉強会に引き続き「いじめ」。

前回の勉強会では「いじめ」の定義や各自治体の対策や実例などを学んだのに対し、今回の勉強会では、もう1歩踏み込み、「いじめ」が起こったという状況を想定し、その場面指導などについて考えました。






①18:35‐レポートに目を通す


前回の勉強会に参加できなかった方が多かったので、まず、前回使用したレポート冊子に目を通していただきました。今回初めて参加された方にも、前回と同様に、事前にレポートを作成していただきました。



②18:45‐アイスブレイク


今回初めて参加してくださった方もいらしたので、アイスブレイクを行いました。内容は4/20の勉強会で行った「うそつき自己紹介」を少し簡略化したものを行いました。それぞれ1つだけ嘘の自己紹介を混ぜ込み自己紹介を行い、その嘘を当てるものです。それぞれお互いの自己紹介にもなり、盛り上がりました!



③18:55‐前回の勉強会の内容共有


前回の勉強会に参加することができなかった方に、前回の勉強会で どんなことを行ったのか共有していただくために、担当の木南から、前回行ったことを軽く説明させていただきました。

文部省が定めるいじめの定義についてや、前回グループワークで話し合った内容などを説明させていただきました。



④19:10‐グループワーク


校種ごとに(小学校と中学校)2つのグループに分かれ、各いじめの場面設定を決め、その対策や場面指導について話し合いました。

Aグループでは「集団での無視」という場面を設定し、Bグループでは「モノを隠される」という場面を設定しそれぞれ話し合いました。

各グループとても熱心に話し合いを行っておりました。


※当初ではロールプレイングを行う予定でしたが、人数が少なかったことや、演じることより話し合った内容を共有するために、発表という形に変更しました。

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⑤19:40‐Aグループの発表


Aグループでの話し合いで出た意見をまとめて発表しました。



・まず、「特定の生徒1人に対し、集団での無視を行っている場面は教員のいる前で表面的に行われていることが少ないので、クラスの僅かな雰囲気の変化を察知し、表面化する前に、教員はクラス全体に語りかけを行うのが効果的なのでは。

・生徒と教員との間の信頼関係を強くし、クラス全体の風通しを良くするべきである。

・中学生には論理的に語りかけることが効果的なのでは?



最終的に「全体への呼びかけ」を行うことでいじめを減らすことができるのでは。という結論が出ました。



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⑥19:50‐Aグループの発表に対するBグループの意見・質問


Aグループの発表に対し、Bグループが意見や質問を投げかけ、Aグループの発表のフィードバックを行いました。



Bグループからは、

・全体で呼びかけても、いじめを行っている生徒には響かないのでは。

・全体へ呼びかけが逆にいじめをエスカレートさせる恐れがあるのでは?


などという意見が出ました。



⑦20:00‐Bグループの発表


次にBグループが発表を行いました。


・「モノを隠される」といういじめは表面化されにくいところで起こっている。

・生徒と教員の間でコミュニケーションを取りやすくし、いじめが起こりにくい環境づくりに力を注ぐ。

・生徒に安心できる居場所を与える。


・いじめの犯人探しをしても、いじめはなくならない。

→表面化する前のいじめではなく、表面化した後に、しっかり対応できるように準備することが大切。

という意見が出ました。


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⑧20:10‐Bグループの発表に対するAグループの意見・質問


先ほどと同様、今度はBグループの発表に対し、Aグループが意見や質問を投げかけ、Bグループのフィードバックを行いました。


Aグループからは、

・いじめの程度によっての対応の仕方があるのでは。

などの意見が出ました。


各グループの意見に違いが出て、大変白熱した議論となり、それぞれのグループの意見や考え方持ち帰ることができたと思います。




⑨20:20‐全体での共有・まとめ


最後に、各グループから出た意見を全体で共有し、いじめに対する考えをまとめました。

これまでのいじめを受けた体験談や逆に、いじめをしてしまった体験談なども出て、とても密度の濃い時間となりました。

それぞれの体験談から、

「いじめは解決しても、いじめを受けた人には一生残る。」

「いじめをしている側は、相手がどれほど傷ついているのか想像できない。」

といった対照的なコメントが出ました。



いじめを受けている生徒だけでなく、いじめをしている生徒の双方の気持ちを理解しなければ、いじめというものの対応が難しいのではないかと思います。




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今回の勉強会も、それぞれの参加者がたくさんの意見や考えを交わし、大変濃いものであったと思います。

2回の「いじめ」をテーマとした勉強会を通して、自分自身、「いじめ」というものの根深さ、解決への難しさというものを改めて実感しました。それぞれの参加者が、この勉強会を通して、何か1つでも持ち帰っていただけるものがあれば、担当の者として嬉しい限りです。