離れて過ごしていた時間は
とても長かったんだな
・
最初は
お互いが戸惑いだらけ
でもそれは
時間がすぐに解決してくれた
親子だから?
気もすごく合うような…
もう安心感もある
離れてた分の距離は
どんどん縮まっていた
父も私が大好きだ
可愛くてしょうがない
きっと、自慢の娘なんだろうな
そう感じることも多かった
・
ただ
いきすぎた【大好き】なのか
『可愛いね』
『小さい頃ももっと可愛すぎて
お父さんキス魔だったんだよ』
『ハグしていい?』
『大好きだよ』
これを習慣のように
言ってくるようになり
正直
しつこくも感じた
はいはい、
もうわかったって(笑)
と流す日々
お酒が入るとまたいっぺん
『ママにすごい似てる』
『親子じゃなかったら
口説いてる』
後ろからいきなりの
頬にキス
『愛してるよ』
このようなことを
繰り返す
この頃から
なにかモヤモヤ、嫌なもの
父に対し
感じ始めていた
そしてある日のこと
言葉を選ぶように
父は突然話しはじめた
『親子なんだけど
娘っていうのもありながら
でも、どこかで
俺の彼女みたいに接しちゃってる』
『娘2割、彼女8割』
『変な話ね、
〇〇ちゃんとなら親子でも
間違ってもいいと思うくらい』
『抱けるほどいい女』
え、ってなった
今までのしつこく鬱陶しい
お父さんと違う
なんか
見る目が。意味も。
違う
好きの意味が
わたしとは全く違う
・
『なに言ってんの』としか
返せなかった
笑えないし
普通にこわい
父は私を
娘としてじゃない
【女】
としてみているんだ
と思った