どおも
「何となくPT」みえリハビリテーション研究会の中です。
日曜の話ですが、「半沢直樹」終わりましたね。
結構見てたんですけど「倍返しだ!」って使うタイミング中々難しいですね
「倍返しだ!」ってリアルで使った方、使い方を教えてください!
さあ、本題に戻りましょう。
先週は、股関節正面画像の正常像と撮影法の話をしましたね。
補足ですが、先週の正常撮影法の股関節やや内旋位、という言葉に対して、
「足関節中間位(底背屈0°)から基準線を10°内旋にすることにより大腿骨頸部は水平位に位置する。」という報告は、日本放射線技術学会雑誌 Vol. 68 (2012) No.5p. 584-592 より大阪大学医学部付属病院の橋渡先生の報告を抜粋しました。
情報の信憑性って大事なのに抜けてました。
すみません
で、今週は解説でしたね
1番頚部を観察しやすいのは報告通り、軽度(約10°)内旋位です。
と、いうことで、もう一度見てみましょう
外旋位だと?
頚部の観察がし辛い。
過内旋位だと?
小転子が隠れてしまっています。
で、軽度内旋位は?
頚部がばっちり見えますね
ここでも骨構造の話が役立ちます。
ということは、loose-packed positionに近い位置では画像としては診えにくくなるということになります。
被覆量が多いということは臼蓋に骨頭がはまった形になります。
では、目立たせるためには?
その逆!
つまり下肢伸展位かつ股関節やや内旋位が適しているということになります。(過内旋になると上記の様に小転子が隠れるので注意。)
隣接関節では、膝蓋骨が正面に来るようにと、上前腸骨棘が水平になるようにセットされるということにもなります。
さらに、股関節正面像は、主に左右比較することを主な目的としているため、正面であることが最も重要です!
さらに、頚部以外のチェックポイントは、
・骨盤環
・閉鎖孔
・小転子
・仙腸関節
・恥骨、坐骨
です。
画像だとこんな感じでチェックです!
骨折部を診る前にまずはここから確認しましょう!
長文お読み頂きありがとうございました。
みえリハ研究会 中
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