『タッチ』をよくしたい方へ | みえリハPT、STのブログ

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みえリハビリテーション研究会PTSTメンバーのブログです。
毎日日替わりで担当者がブログをUPしていきます。

連休はいかがお過ごしでしたでしょうか?
先週に引き続いて連休明けの投稿です。
三連休の二日間は治療技術アップのため大阪までセミナー受講でした。


みえリハ研究会の青木です!



先週の続きでセミナーの復習です。




触診セミナーより



達人のタッチ

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触られているだけで気持ちいい、治ってしまいそう。




そんな経験ありませんか?




私はあります。




神の手なのか?




同じ人間の手であるのになぜだろう?




その秘密の基礎がこのセミナーで学べました。




触り方のレベルアップ、達人になるために。




■達人のタッチ意義
・深い部分触れ評価する為に必要
・深い部分の治療をするための絶対条件
・緊張を伴うセラピストの触診は患者様を緊張させてしまう





■達人のタッチの科学
皮膚にある感覚の中継地点と呼ばれる『ケラチノサイト』について学びます。
皮膚の感覚器としての可能性について。
皮膚の話は面白く、何冊か本を読んだので、後々まとめて紹介します。




■身体のリズムを感じる(心臓、胃腸、血管)
・セラピスト自身の緊張、意識が相手に与える影響を学ぶ


・患者さんをトータルにみていくには脈診や腹診の知識・技術もいりますね。
まだまだ勉強不足です!!




■呼吸を感じる
第一次呼吸(頭蓋仙骨リズム)と第二次呼吸(肺呼吸)を触り分ける




■筋膜の触診
皮膚・浅筋膜・深筋膜に触り分ける
筋膜に引っ掛ける




■骨を触る
骨to骨の触診(セラピストの手を骨にし、対象者を骨模型にする)



イメージではありますが、骨を触るという感覚があるだけでより深く触りにいけます。


特に軟部組織がある場所や、軟部組織の影響が多く出ている場合には特に威力発揮します。



骨タッチ





頭蓋仙骨リズム(CRI)を感じる
頭蓋仙骨リズムって?



インターネット検索ですぐ出てきます。



正直行って最初は頭蓋仙骨リズムの動きはさっぱりでした。



今まで触ったことがないところを触ったから。



しかし、触り続けていることによって何かわかってきます。



触診の練習には持ってこいですね!






最後に


■達人のタッチの極意




達人のタッチとは:

患者さんの“防御”を働かせず深く入っていくタッチ

“調和(引き)させながら入れる”



方法
1, 徐々に指を沈めていく。(ボリュームを調整するようにしじんわりと)



2, エンドフィールを感じたら、ほんの少しだけ引いて(押す力を緩めて)待つ。



3, コンタクトポイントが緩んで来たらさらに エンドフィールを感じる部分まで押し込む。 (1~3 を繰り返す)



4, 押すではなく、押される意識(受け身的触診) で行う。



どうしても押してしまいたくなりますが、
押すのではなく押される感覚!大事です。


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触り方次第で,様々なリズムが分かってきます!
また、より深く解剖を学び、イメージする必要性がわかってきます!



個人的な意見ですが、身体が硬い、特に手指・手関節が硬いと触診や治療の精度に関わってくる影響は大きいと思います。





触る前にセルフで




・両手をブラブラさせる



・手指・手関節を軽く治療をする



・両手をこする・さする・マッサージする




簡単ですが、これだけでも触り方は十分変わってきますよ~!
特に手で操作してしまう方、力で操作してしまう方にオススメです。




人の身体を触る職業であるセラピストの皆さん。
この手の勉強は基礎となる部分で、治療の幅が広がること間違いなしです。



是非お勧めします。



最後までお読み頂きありがとうございました。



みえリハ研究会 青木



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