はじめまして
みえリハビリテーション研究会のST高桑です。
簡単に自己紹介です。
前職は医療機器の営業、そして今は喋りの天才(SyaberinoTennsai:ST)です。そうではなく言語聴覚士:ST高桑です。
突然ですが、「あなたの思っていることは、相手の人に何%伝わっていますか?」
これは私が小学生の時に感じていた疑問です。
そんな幼い子供がコトバについて考えるなんて本当にSTになることは決まっていたんでしょう。まさに天才です。
しかしそんなST高桑ですが、先程も書きましたが素直にSTになることはせず、一旦しゃべるエキスパートといって過言ではない営業職に就きます。
そこで更にしゃべりの技術を磨いたのです。
天才が更に技を磨く。
「鬼に金棒」とはこのことです。
それではその営業時代に覚えた(教えてもらった)コミュニケーションテクニックを一つ紹介してみましょう。
それは私が新人の頃、営業先でコテンパンに怒られて帰ってきた時のことでした。
怒られたことを上司に報告するとその上司はこう言いました。
上司:「怒った方も、怒った後は気まずいだろ?」
私:「確かに。そうですね」
上司:「もう一度、すぐに怒られた営業先に行け。絶対に話しを聞いてくれる。」
私:「あんまり行きたくないですが…」
私は、また怒られるのではないかと怯えつつ、その教え通りにまたその営業先に行ってみました。
すると、なんとあんなに怒っていた人が気まずい顔をしながらも話を聞いてくれたのです。
怒られたあとには、相手に取り入るチャンスがあったのです。
相手の気まずい気持ちを上手く利用したテクニックです。
私の上司は、その相手の方の性格も知っており、また同じような経験から私にアドバイスとしてこのようなテクニックを伝授したのです。
名付けて「怒っちゃいゃーよ大作戦」
まさに相手を知り、相手の立場になって考えることが出来たが故に導き出したテクニック。
この相手を知り、相手の立場になって考える。
これって患者さんとリハビリをする時にも大切ですよね。
相手の立場に立って考えることができればコミュニケーションの幅が広がるのです。
営業時代に経験したコミュニケーションのテクニックの一つでした。
一つ言い忘れていました。
気を付けて欲しいことがあります。
ただ単に嫌われているだけで怒られている場合には効き目がないこともありますのでご注意を!!
そしてそんなコミュニケーションテクニックに興味を抱き、営業成績を伸ばしていくST高桑でした。
次回へつづく。
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