こんにちは。
みえリハビリテーション研究会、会長の森本です。
今日は、ボクみたいなしょうもないセラピストが、リハ業界から抜け出すことができたヒミツ、について書いていきます。
私は三重のデイサービスで働く、しがない一セラピストです。
軽く自己紹介します。
私のリハビリ人生の過去は、とてつもなくしょうもないものでした。
怒らないでくださいよ。
自分自身がリハビリに対してしょうもない、と思っていた頃さえあったのです。
病院の端で、たいした知識もない人が、先生と呼ばれていい気になってる常識知らずの連中、と思っていました。
あ、これは今でも思ってますけど。
とにかく、振り返れば自分は無知で、そのくせ勉強会にも行かない負け組セラピスト、でした。
セラピストとして、本当に危機感を覚えたのは、4年目~5年目の時の、ある若いセラピストとの出会いでした。
正直、危機感というより、希望の光をさしてくれた?男との出会いがありました。
この男は、リハビリの世界を、本気で次のステップに持っていくための方法を常に考えていました。
病院の端で、たいした知識もない人が、先生と呼ばれていい気になってる常識知らずの連中の人生を、丸ごと変えていくような仰天計画をプランニングしていたのです。
衝撃を受けました。
あなたは今まで、医療介護のいいところも悪いところもふまえて、リハビリを新しいステージに導く方法を考えたことがありますか?
初めて、自分がセラピストとして何を残せるのか、について考えました。
しかし、今までの人生で人に誇れるものは1つもない、実績もない、勉強会にも行かない負け組の私。
わかりませんでした。
でも1つだけ、出来るかもしれない、と思うことがあったのです、いや、見つけたのです。
自分には、何も失うものがなかったのです。
プライドも、知識も、何もないのですから。
これは強みだと思いました。
唯一の、です。
そう、後は簡単でした。
病院の端で、たいした知識もない人が、先生と呼ばれていい気になってる常識知らずの連中から抜け出せばいいだけ、なのです。
今まで、負けず嫌いで思っていたことを、改めて、徹底的に考察してやりました。
なぜ、病院の端なのか。
なぜ、たいした知識もないのか。
なぜ、先生と呼ばれていい気になっているのか。
なぜ、常識が足りないのか。
人は、人の悪いところに目が行くものです。
悪いところはわりとすぐにわかりました。
考察の結果、わかったこと。
リハビリは、リハビリのプロ、というスーパーマンの仮面をかぶった、ただの生身の人間、だったのです。
仮面をかぶると、視界が狭くなります。その視界から見えるのはたいしたいい景色だったでしょうね。
本当はもっといい景色があるのに、です。
そして、見えないのはもっといい景色だけではなく、悪い噂や外の環境もまた、仮面越しには見えていなかったのです。
・・・もうお分かりですよね。
病院の端から、仮面越しになんとなく過ごしていれば、常識など身に付くはずもありません。
この業界は、それでも充分に機能していた(ように見えていた)のです。
さて、抜け出すのは簡単でした。
医療のリハ以外を見つめてみたのです。
そしてそれを、リハ部署で伝達したのです。
伝達、です。
たったそれだけ。
でも、ここにまた1つ、物語があったのです。
続きはまた来週!
お楽しみに!
最初っから長文になってしまってすみません。
お読みいただき、どうもありがとうございました。
みえリハビリテーション研究会会長 森本
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