さわだのその後・・・
模倣バンクシーでアート展を鑑賞してきた
野における 蓮華草
「ストリートアートの進化と革命展」が終了した
目玉のバンクシー作品が小ざっぱりと額装された作品群を見て思ったのは
ストリートアートのチカラはメッセージ伝言で
インテリア(生活空間)での使命はない気がした
人の目を気にしながら「社会風刺を描いて逃げる」
街はアートを落書きとして消す・・・の繰り返し
ストリートにあってコソなんだと思うイベントでした
ただ、消えてしまう街のアートその後を麗々しく多くの人々に告知したこで気づきがありまた
それが新知見の収穫かな?
手に取るな やはり野に置ける 蓮華草
池尻大橋陸橋下の落書きアート
思い出されたのはこの俳句
遊女を身請けしようとする友人を諌(いさ)めた句として滝野瓢水が有名ですが
「手に取るな」頭の句が消え、野草の美しさは野原にあってこその美しさと、言い換えられている
バンクシーのシュレッダーで裁断された「愛はゴミ箱の中に」が巨額で落札された事実を見るにつけても現代アートの注目のされ方やオークションの心眼にモヤモヤするんだよね
手に取ることで幸せになる絵もあります
百田智行展〜それから〜
作者が空けた穴のある絵も展示てす
銀座小松庵ギャラリーにて4月7日(月)〜6月1日(日)
ギャラリータイム 16:00 〜17:00 (土日祝除く)
心に刺さる「絵」沢田が本当に描きたい絵としてエンドロールで登場した絵画展です
追記
映画「まる」のエンディングにこの作品たちが登場した時の幸福感が思い出されます
タイトルの多くは「海へ」
街から海に馳て眺める風景は言葉で言う浄化でした
癒しなのは美しい自然界を観て想う作者の伝言なんだと痛感した
沢田・・・シアワセナンダネ
この百田智行氏の絵をエンドロールに登場させた荻上直子監督のセンスに脱帽です