『プレデター バッドランド』
監督🎬
【ダン・トラクテンバーグ】
ティア/テッサ
【エル・ファニング】
配給[ウォルト・ディズニー・ジャパン]
本編[1時間47分]
11月6日の公開。
※ 記事に起こすことが遅くなり申し訳ありません。
既に公開終了されている劇場も多いと思いますので、ご了承の上読み進めてくださいませ。
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いくつか興奮材料を書きたいのだけれど
まずエンタメ映画としての、時間の使い方が非常に優秀で理想的でした。
大作の場合は携わる人間の数だけエンドクレジットが長いので、1時間半程度が本編の物語だと考えた場合、その短尺でエンタメ映画・バトル映画だと削ぎ落としによる展開の粗が生じるものですが、編集も見事ですし、これ以上長かったら飽きると思うほど、ティアの性格のようにサバサバしていて気持ちがいい展開に感じました。
続いて、写真や女優名にファニングと出た段階で「おっ。またmAbが熱く語るぞ」と思われた読者の方はいますか?その通りです。
今作品でヒロインを務めるのは【エル・ファニング】[27]
私mAb、エルファーに関しては彼女の幼少期から注目していて、ここでも15年近く書いてきた女優です。
もうすっかり大人の女性ですし、ハリウッドのエンタメ映画やディニー映画で主役を務めるトップ女優ですから、子役の頃から応援してきてよかったなぁ・・と感慨深いです。
(アラサーには見えないなぁ・・)
まぁ・・応援と言っても、作品を欠かさず見たり、ここで綴る程度なんですけどね。
元々は姉の【ダコタ・ファニング】[31]のファンでしたが、妹のエルファーが数年後の2011年の13歳時に『super8』で大きく出てきてから、姉妹共々のファンになりました。
ダコっちゃんも出演作が日本で公開されるようになってきましたし、、日本の映画配給会社さん!お願いですからお願いですから、是非ともファニング姉妹の出演作は、日本未公開にはせず公開して下さい。
地面に頭を擦り付けるくらい取り乱しましたm(__)m
(冷静に書いているだろΣ(゚д゚lll))
どの記事かは忘れましたが、10年ほど前に自身が書いた中で、ダコっちゃんは演技派で顔立ち的にケイト・ウィンスレットのようになる、と書いて、エルファーはエンタメ作品やディズニープリンセスのようなヒロインタイプの女優になるだろう、と書いた記憶があります。
まさに私の予想通りになっていますが(エヘン(^ ^))・・プレデターのヒロインは予想できませんでしたね。
今回はアクションシーンも多いですし、1人二役・特殊メイクに・アンドロイド・上半身だけなど、色々と設定が乗っかっているので、表情やセリフの言い回しから付けます。
プレデターに関しても、特殊メイクで俳優の原型は一切ありませんし、演じている俳優の表情が一切分からないので演技の評価点は平均点の14点にしておきます。
今作品で、素顔で演技をしているのは主にエルファーだけとも言えますね。
エルファーについては、この記事の2割くらいで書きますので、まずはプレデターについての話を致しましょう。
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プレデターといえば、人類よりもはるかに高度な文明を持った星からやってきて、透明人間化して突然現れて人間を殺害する地球外生命体のバケモノ。
プレデターを説明するキャッチフレーズ(生き方)が「強い生命体を狩ること」を生き甲斐にする戦闘種族です。惑星ベジータのような感じですね。
サーモグラフィーで敵を見て、赤色のレーザーソードや弓で敵を切り裂く。
そもそも他の星からやってきたという時点で、地球人の数万倍は技術が進歩しているのだけれど・・・
10年ほどの前のハリウッドは、ホラーアクション映画の代表的な怪物同士を戦わせることをよくやって、話題にしていました。
『エイリアンvsプレデター』とか、『フレディvsジェイソン』などが代表的。
忘れちゃいけないのが『貞子vs伽耶子』も便乗的に戦っていたことを思い出します・・結局再戦はしませんでしたが。
思えばあの頃から、アベンジャーズなど同じグループ内で描かれていた作品の「集合系エンタメ映画」が制作されていった印象があります。
今作品はプレデター。プレデターのみです。エイリアンは出てきませんし、他の怪物達も登場しません。
(なんだか足せばいいみたいな発想になってきたなHollywood)
約40年間、間隔的に続いてきたシリーズですが、今回初めてプレデターが「主人公」という立ち位置で製作されています。
1987年の初登場は、『ターミネーター』で絶大な人気を誇っていたアーノルド・シュワルツェネッガーが主演で、人間で唯一プレデターに勝利し生還した人物(アラン・ジェイファー少佐)として、続編で語り継がれました。
87年度版で特徴的なのは、公開時に否定的な意見を書いていた批評家たちが、社会現象的に大ヒットしたことが影響したのか数年後に絶賛しているという掌返しです。。。私も身分は違えど映画を描くものとして、手の平だけは返さないようにしなきゃな(^◇^;)
ちなみに『プレデター』の製作配給会社は私がハリウッド映画で最も好きな20世紀フォックス!
現在はウォルト・ディズニー・スタジオの子会社で名称も20世紀スタジオに変更になっています。
最強の殺戮マシーンとしてのイメージがあるプレデターです。
そんな彼にも「人生ドラマ」があって仲間がいるという風に描くので、鑑賞中・鑑賞後には不思議と同情し愛着が湧いてきました。
思えば、エイリアンは脳みそが小さそうな恐竜的なバケモノでしたが、プレデターは文化的だし何より話せば分かるような人間らしさも想像させるんですよね。
鑑賞したのは公開から3週目と私にしては物凄く遅くなりました。
「今更プレデターかぁ・・」と少しネガティブは消去法で、エルファーだけを目当てに足を運びましたが、思ってもいない最高の映画鑑賞になりました。
では『プレデター』に関する専門用語は詳しく書けませんが、この映画で描いている世界観や進行は伝えやすいので、通常通りのmAb節で楽しく書いていきたいと思います。
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まず神話のような物語から映画は始まります。
そもそもプレデターって何なんだ?という理解が必要になりますが、説明できるほどそこまで詳しくありませんm(_ _)m
プレデターは名前ではなく「種族」という認識であることを理解致しましょう。
戦闘種族プレデターの「ヤウージャ族」の話です。
この先続編が作られる終わり方をしていますので、今作品ではヤウージャ族の話という見方をします。
民族の平均的な身長や体格からはるかに劣っているのが主人公のデクです。平均の半分くらいの体躯です。
デクは小さくて非力で弱い。「一族の恥」そう呼ばれています。
(一人だけ違う。まるで「みにくいアヒルの子」。)
そんな彼の元に兄のクウェイが訪ね特訓を付けます。厳しい事を言いながらも彼の覚醒を期待しているように視て取れます。
一族がどのくらい繁栄していて兄弟が何人いるのかは分かりませんが、デクにとっては唯一「感情あり」で気にしてくれる理解者が兄クウェイです。
一族を見返すためには、認められるためには、誰もが恐る存在を狩るしかない!そう兄から(伏線で)言われます。
そんな兄弟愛が垣間見れる特訓中に、兄弟の父であるヤウージャ族の族長ニョールが現れます。
(トイレに行きたくなるような名前ですね。)
ニョ〜ルは相変わらず小さくて弱く情けないデクを見て「殺してしまえ」とクウェイに命令します。
役に立たない、一族の恥だ、だから殺してしまおうホトトギス。
簡単に取り押さられた弟。
最期に首を落とすため兄は剣を振りかぶる。
しかし父親(族長)には従わず、振り翳した刃は父親へ。
デクを宇宙船へと逃しロックすると、「早く出発しろ!」と父と剣を交えます。
兄ちゃん!兄ちゃん!と叫びながら、自分を護ったことにより父親に殺害される兄の姿を目撃し、宇宙船は飛び立つのです。
この冒頭のバトルシーンを見て、とにかくプレデター同士の戦いがスローモーションのようでキレがないな、と思いました。
鎧のようなプロテクターを装着しているのでロボット同士の闘いのようです。
その後の本編は俊敏なアクションシーンになりますが、CGとモーションキャプチャーの違いなのかな。
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プレデターは、20世紀スタジオ(旧20世紀FOX)らしく、『スターウォーズ』のダースベーダーのような仮面を被っているのが特徴的ですが、
民族の仮面を外すとこんな感じです。
(姿焼きにして焼いても美味しそうじゃないな。。ヤジロベーの発想∑(゚Д゚))
目の前で兄が父に殺され、失意のデクが降り立ったのは惑星ゲンナ。
復讐心に腸が煮えくり返っている状態。
惑星ゲンナには最強の生命体「カリスク」がいて、あの父親でさえも惑星ゲンナには寄りつきません。
ということは、この星にいるかぎり父親が自分を殺しには来ませんが・・そんな逃げ腰な思考は戦闘民族ですからないのでしょうね。
前述に書いたようにプレデターは「強い生命体を狩ること」を生き甲斐にする種族ですので、近隣の宇宙空間で最強とされるカリスクを仮に狩ることが出来れば「一族の恥」から「名誉」に変わるでしょう。父親を超えることも意味します。
惑星ゲンナはバラエティに富んだ自然豊かな星です。
劇中に登場し印象に残っているのは爆弾虫。
食用にしようとプレデターが捕まえると、戦闘力を察知し慌てて投げ捨てる。地面についた虫は爆発します。
鬼滅の刃の猗窩座が言っていましたが、どんな生命体にも闘気はあるもの。戦闘民族のプレデターにとってはそれを察する能力に長けているのでしょう。
ゲンナに到着してからは、進む先々でさまざまな生命体に「捕食」されそうになります。
太い木の枝のようなものが締め付けようと絡みついてきたり、カミソリ草という名前の草が草原一面に生えていたり、そのカミソリ草の上を獰猛な巨大バイソンが走り回っていたり。。とにかく危険で一杯です。
(この惑星の背景で連想するのは、初めてピッコロが悟飯に放置プレイで修行をつけた危険だらけの荒野とか、ドラえもんの『魔界大冒険』で強行突破を試みた魔界の草原かな。)
とにかく特徴に思ったのが、植物や動物、それぞれの生命体が自らを守るための進化を遂げている弱肉強食の世界だと言うこと。
近付いただけで身の部分が膨張して殺傷的な棘を飛ばす植物群に襲われ、万事休すかと思われた時でした。
右斜方向の丘の上から「助けてあげる」と声がして、人間の見た目をしたアンドロイド・ティアがこの窮地を救います。
彼女がいなければ、まず間違いなくデクは着いて早々に死んでいました。
ティアは下半身が怪物との戦いで切断され上半身だけの姿ですが、戦闘能力も高く何よりここで生き抜く豊富な知識を備えていました。
「私を連れて行くと役に立つわよ」と説得されたプレデターは、テッサを「道具」と呼び、背中に縛りつけ旅を始めます。
機械なので痛みは感じませんが、「ヒトの心」を搭載しているアンドロイドなので、物思いに耽ることもあるし傷付くこともあります。
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ティアを相棒(道具)にしたデク。
デクにはこの星を代表する怪物カリスクを狩るという目的があります。
ティアには、ここに来たある任務がありますが(それはひとまず置いておいて)ラボに切断した下半身があるはずだと、ラボを目指してデクを誘導します。上半身だけでも正常に機能しますが、やはり下半身があった方が身動きが取りやすいもの。
このようにお互いの利害関係が一致し行動を共にすることになりました。
2人で旅をすることになって、最初の道中が、いきなりダイジェストシーンで展開するのですが、そこまで悪くないです。
この1・2分ほどのダイジェストシーンは怪物と遭遇してバトルしたり「逃げろー!」と走っていたり濃密な出来事が起きていたことを描いていましたけど、もしここを本編に加えたら2時間を超えてしまうし、そうなると飽きが来るかも知れませんから、これはこれで味があっていい編集に感じました。
早い段階で、デクとティアはコンビのようになっていきますが、群れることのない戦闘民族とアンドロイドの組み合わせですからお互いに気が強くて自己主張も強いです。何かピンチを切り抜けるたびに「私のおかげよ!」「いや、俺が強いからだ!」「はいはい、分かったわ」と言った感じ。
他に「バド」というこの惑星に生息する唯一無二のキモカワ生物も惑星到着時から行動を共にします。
スーパーマリオのクッパをツノなしで小さくしたような見た目でした。
次回作の時は迫力ある姿に成長しているでしょうけど、見た目はキモカワですが、最後の頃にはカワイイって気持ちになります。
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ティアは人間の感情を搭載したアンドロイドですが、アンドロイドではなく人間に感じる部分が多いです。
話は変わりますが、スピルバーグが『AI』という近未来ドラマを製作しましたが、その時はそんな未来は来ないと正直思っていました。
昔の映画に出てくるロボットは、カタコトだったり、人間の気持ちを肝心には理解していない描き方をしていましたから、そのように思い込んでいたかもしれません。
しかし現実的にここ数年で、一気にAIだったりチャットGPTの登場で「人間と会話している気持ち」になる錯覚を覚えています。
それも自分より知識が豊富で頭がいい人間という錯覚なので、じゃあ人に聞かずにAIに聞けばいいかな、なんて感覚にもなりかねない。
このペースで考えれば、50年後くらいにはティアのような、見た目が人間のアンドロイドが普通に東京の街中を歩いていたり、防水アンドロイドが田舎で農作業をしていたりしているのかもな・・・脱線してますm(_ _)m
これらの感覚はエルファーの演じ方が、この作品に合っていたとセリフの読み方や表情などから得たのだけれど、人間らしさとロボットらしさの切り替えが本当にお上手でした。特にこういうシーンが。
また、プレデターのデクは、日本の戦隊ヒーローのような「キメかた」をしています。
この映画は、私にとっては日本風に感じるシーンが多かったので、製作者の意識にも多少はあるのかもな。
2000年代や2010年代のハリウッド映画では観なかった描写が所々に出てる気がします。
例えば、こういうシーンですね。敵を倒した後、ドヤ顔で決めポーズ。
ハリウッドが大金を投じて製作した戦隊ヒーロー映画のワンシーンという感じがしますね(笑)
ウェイランド・ユタニ社。
映画『エイリアン』で登場する「悪の企業」が、ある目的のために惑星ゲンナにアンドロイドを送り込んだというのがこの物語の基礎。
ティアには同型アンドロイドのテッサという存在がいて「姉」という認識で慕っています。
発想的にはドラゴンボールで言うレッドリボン軍や人造人間17号18号みたいなものですね。
デクとティアが行動を共にする一方で、テッサをリーダーに、ユタニ社の量産型アンドロイド達が惑星ゲンナで任務に勤しんでいます。
表情豊かでお喋り好きなティアとは対照的に、テッサは無表情で命令口調なアンドロイドです。
エルファーのファンである私は、一人二役は楽しみが増すとお得に感じるわけです。
どちらのエルファーも魅力的だけど、やっぱり子供っぽく無邪気に笑っている方が素敵に思うなぁ。
数々の試練を乗り越えて、プレデター・デクは遂に惑星1の怪物であるカリスクと対決します。
果たしてデクはカリスクを倒し、亡き兄を殺した父へ復讐出来るのか!?
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相変わらず脱線しまくりの物語文になりましたが、これが私の書き方なので、読者の方には平常運転でしょう。
個人的には今年映画館で鑑賞したエンタメ映画の中で一番良かったと思いましたので、総合点は70点越えの特Aランクにしました。
(67点以下がBランク。68〜70がAランク。71〜74点が特Aランク。75点以上がSランク。)←この説明を細分化して来年からのプロフィール欄に載せる予定です。
中盤に登場する量産型アンドロイド軍団の様子が面白いです。人間の白人男性をモデルにしています。
機械なので、格闘シーンでも一切表情を変えませんし、破壊された後は、また代わりの量産型が現れてアンドロイドの数が尽きるまで繰り返す。なので、敵のアンドロイドが可哀想だとか思う気持ちが発生しないのは良いことです。
これはこれで面白さを感じましたし、ターミネーターを思い出して懐かしさもあるのですが、改良案も書いておきます。
同型は皆同じ戦闘力なので、戦闘民族であるプレデターにとってみれば1機倒せれば他も同じようなものなんだろうな。
エルファー演じるティアも共闘し何十体もアンドロイドを破壊しているから、ドラゴンボールじゃないけど・・自分より戦闘力が下の(量産型)相手といくら戦っても番狂せは起きないんですよね。
出来れば、もう数タイプ登場して戦い方を工夫するなどすれば、もう少し見応えが増えたんじゃないかとは思います。
量産型を演じた男優はどこまで人間的な感情表現を隠すかが難しいのでしょうけど、だからこそプレデターだったり、テッサやティアのような心を持ったアンドロイドが喜怒哀楽や自らの記憶を持ち表情を変えるシーンが引き立つと思いました。
後は、量産型アンドロイドの姿が白人男性なので、次から次に出てきても容赦なく破壊できていますけど、
これ!戦闘力が変わらないのであれば、大人の男性ではなくて、子供にした方がいいと思います。それも色んな人種の。
量産型子供が何十・何百体も出てくれば、流石に怖いと思いますよ(^◇^;)
1人2役を演じるエルファーは今作で確実に株を上げたと思いますし、今後更なる躍進が期待できる・・超ブレイク前の独特な気配がします。
ちなみに当たり前のようにエルファーと書いていますが、私が書き始めた10数年前はおそらく1人も呼んでいなかったと思います。
この呼称が定着してくれたらいいと思っていましたが、最近エル・ファニングのことをエルファーと書いている人が増えてきて、私が最初なのかは分かりませんけど・・本当に嬉しい気持ちになります(^ ^)
ティアの人間的な表情や、物思いに耽るような1点を見つめる演技は温かく、
テッサの「理解出来ない」と考え込むような表情はとても秀逸だったと思います。
エルファーの演技は、肩をすくめたり、困り眉をしたりなど、肩から頭までをよく動かします。
最近の女優はこうしたリアクションで演技をしなくなりましたけど、エルファーはいい意味でクラシックで昔のアメリカ人が銀幕で魅せていた表現になると思います。
(逆に姉のダコっちゃんは肩の位置が変わらなかったり、顔を前に出してセリフを言うので、姉妹で演技のスタイルが違うんですよね。それも面白いです。どちらが先に演技のビッグタイトルを獲るか?と考えればダコっちゃんなんですけど、露出的にはエルファーの方が今後もヒット作に恵まれると思うので・・まぁ姉妹でアカデミー賞をとってくれたら、それが一番いい!)
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一族の恥、要らない子供、信じてくれる兄、その兄が目の前で父親に殺される。
一族に認められるように誰もが恐る惑星の怪物を狩ってやる!その道中でユニークな仲間と出会う。
一匹狼で孤独な戦士が、コミュニケーションを取って協力プレイで戦うさま。
プレデターに感情移入が出来る、ドラマ性を加えたアクションエンタメ映画です。
退屈だったり、目が回るようなアクションが少なく、一定して楽しいテンション感でこの映画を鑑賞出来ました。
仮面を取った生身のプレデターの気持ち悪さと、エルファーの可愛らしさがとてもマッチしていて、劇中3体の個性的なチームプレイが爽快でした。
これからどのようにプレデターが地球にやってくるのか?それまでを描くのか?はまだ先の話になりますが、本編では続編を匂わすように制作されていますので、気長に次回作を待っていようと今後の楽しみの1つになりました。
脚本 16点
演技 14点
構成 13点
展開 14点
完成度14点
[71]点
【mAb】











