我が家は自営業で、自分で火災報知機や消火器の点検をしている。

 

前は、消火器は消防署が点検に来てくれたが、ある時期に火災が

 

多発して、最低限の防災を自分でしないといけなくなった。

 

そもそも建物もスプリンクラーを設置しなくても良い、

 

ギリギリの大きさにして消火器と各場所に火災報知機を設置する

 

ことで許可が下りている感じだ。

 

火災報知機は2008年頃に一斉に買って各部屋や玄関に設置した。

 

10年以上経ってあちこちで ピ! ピ! って鳴っているので

 

何だろうと思う事もあった。それは火災報知機の電池切れの

 

合図で、最初に聞いたのはお客さんの部屋の一つだった。

 

火事です!火事です!と急に鳴ったのを近くの部屋の人が

 

教えてくれた。本人気づかず(笑)結局火事ではないし、煙や

 

熱が原因じゃないようで、電池切れかという事になった。

 

当時設置していたものにラジコンで使う9Vの四角い電池や

 

リチウムイオンの端子が付いた形状の物とか色々あった。

 

9Vの方は100均でも買い替えが出来たが、リチウムイオンの

 

物は電池の交換が出来なかった。親父殿が一斉に購入して

 

各場所に配置したのだが、その原理が分からないらしく、また

 

耳が聞こえなくて、バッテリー切れだと言っても通じず、

 

何度もちょっと弄って元に戻そうとするので大変だった。

 

結局、使っていない部屋の報知機を持ってきて交換していた。

 

昨日、自宅部屋のどの部屋で鳴っているかわからないので

 

探し回って怪しいのを二つ見つけた。一つは電池切れですと

 

しゃべっていた。中を開けるとリチウムイオン系で交換は不可。

 

2008年頃に20個位を1個3000円で買っていたと聞いていた

 

ので、今回も交換対象の2個と予備で5個買いに行った。

 

まあ、大体3千円だったかな。

 

やはり色々種類があったが、前回は買う前から電池が報知機に

 

繋がっていたものを選んでいたので、製造日から電池を食って

 

いたことになる。今回は電池が外れているのを見つけたので

 

そっちを選んだ。設置する時に初めて電池が消費されるからだ。

 

これから最低10年以上持つとして次の交換は2034年以上後。

 

前に20個買っていたから随時交換していくと、これから15個は

 

必要になる。10年で3千円とは結構お得な機能だ。しかも

 

ただ壁にかけているだけなので手間もない。一度に揃えると

 

莫大な金額になるが、今回は少しずつそろえていけそうだ。

 

問題なのが消火器だ。消防署によると製造から4年だか5年で

 

交換しなければいけない。本体は製造から10年持つことに

 

なっているのだが、実際に使う事を考慮するとこの期間で

 

交換することになる。今年が交換時期なので4本買わないと

 

いけない。一本5千円とかなり値上がりしている。前は4千円弱

 

だった気がする。これも経費として捻出しないといけないので

 

売り上げが低くても最低限の設備投資が必要となるなど、

 

大規模にすると経費がかかりすぎるし、小規模だとローンを

 

組めるほどの融資が受けられないという現代の投資だ。

 

親父殿の時代でローンは終わったが、老朽化を改善する程の

 

財力は無くなるのが個人経営だ。段々先細っていくのが

 

個人経営の最大の悩み。売り上げは良い時は、住民税と

 

健康保険料が爆上がりして利益が無くなる。いくら稼げば、

 

税金と自由なお金の割合がベストなのか知りたいな(笑)

 

という事で今月は火災報知機を買い替えて設置したのでした。