以前、雑誌の中に9980円で買えるカシオの腕時計が
3種類掲載されていた。大きく分けて背面が青、白、黒の
時計で、電波とソーラーがついている。一生電池交換が
要らない。電波で秒単位で狂わず、必要な情報だけを表示する
腕時計が魅力的だ。
かれこれ十年も使っている9980円のカシオの腕時計があるが
背面の色を変えて楽しみたいなと思っていた。雑誌が古くて同じ
ものが探せなくなったが、いわゆるチープカシオと呼ばれる分類は
どこにでも存在する。
おいらがずっと探してそれらしきものを見つけたのが、ドン・
キホーテだ。ピンからキリまである腕時計と多種多様なメーカーの
中から自分の欲しいものを探すのは結構大変だ。
少しずつデザインが違いながら値段が10万するものから5千円で
買えるものまであって、何が違うのか悩む。
ドン・キホーテと言えども電池交換は間もなく終了するらしい。
自分で交換するやり方もネットには出ているが、気圧が高いものほど
お店では開けたがらないほど電池交換の出来る場所が減っている。
となると、ソーラーは外せない。そして煩わしい時間合わせも簡単な
方がいい。スマホなどで自分で色々設定している分、時計は付けたい
時に付けてすぐ出かけたいと思う。何しろ文字が小さくて細かすぎる
文字は虫眼鏡が必要だ。
そんなわけでドン・キホーテでチープカシオを2つ買った。
一つは今持っている時計の色違いで紺色の背面。なんかよく
わからない針が今のより2つ多い。そしてデジタルで日付が表示される。
バンドはプラスティックの黒。これが汗をかいても腕がかゆくなりにくい。
もう一つは白い背面で、金色の針。バンドは金属製だが、ちょっと
おしゃれな場所へ付けて行くのもいい感じの時計だ。
チープカシオ扱いしているが、元々2万円台の時計を値下げしたものなので
厳密にチープと言えるかわからないが、売値としてはお得感な時計だ。
二つとも9980円だったが、税別だったようで実際一本11000円と
なるが十年ぶりくらいに新しい時計を買って満足。
いや本当に時計の価値ってわからなくて何で同じ構造でこんなに値段が
違うのかが分からない。プラスティックの側でG-SHOCKなんかも値段が
全く異なる。さすがに4千円台はチープさがあるが、20万超えとか
時計の本来の使い方からして価値の違いが分からない。
本来、技術的にソーラーで電波が一番高そうなのに量産できたことで
安く抑えられているのかもしれない。
時間を正確にみるための腕時計としてチープカシオは最高かつ最低限の
機能を備えているのでAPPLE WATCHよりも価値が上に感じる。
スマートウォッチもいずれソーラーで2次電源を確保して電波が入れば
コンピューター部分のみ充電することになれば使い勝手が上がるよね。