多くの車を作る会社は、最新の技術を取り入れて新しく売り出そうとする。

 

しかし、車好きのほとんどが昔でたその型をいつまでも愛し続ける傾向が

 

ある。かくいうおいらもZ31と言う型のフェアレディZを今も欲しいと思う。

 

だが、40年も前の型をそのまま購入できるわけもない。中古市場でも

 

散々弄り倒されたボロボロのモデルしか存在しなかった。逆に130という

 

型は今でも愛好者が居るので車体本体の存在も結構いる。

 

でもおいらが欲しいのはそうじゃない。いつかはZと思っていたが、最新版の

 

Z35は大人になったおいらが買える金額でなく、レースで改造していく事が

 

メインとなって販売されたようなモデルだ。

 

S130は当時アメリカ市場をターゲットに安く買えるスポーツカーとして

 

セドリックだったかとシャーシを同じものでコストダウンを図っている。

 

それがヒットして一躍日本のホットなスポーツカーとして今も人気だ。

 

おいらはその次の世代のVGエンジンというプラズマと呼ばれるエンジンを

 

搭載したZ31を買いたいと願っていた。中学生の時だ。

 

だが、Z31はおいらが高校卒業時に終了し、バブルのZ32へと変わっていく。

 

Z33になった時300万円台で買えるようになり、いよいよと思っていたが

 

なかなか買えずにいたら400万を超え、700万円の時代に。

 

途中でスポーツ車人気が落ち、おいらは子育て真っ最中。

 

あの時買っていれば・・・・・・・・。

 

だがおいらの欲しかったのは2000CCだ。Z32で3000CCのみ、

 

Z33に至っては、3500CC、3700CCと税金が高く、お財布所の話

 

ではない。結局、買えずに普通車を買って満足。

 

自分では愛車を大事にしているが、一生同じ車に乗ってもいいと思える

 

車が今はまだない。とりあえず、ジムニーが近いか。

 

車の進化は値段も装備も前の車より豪華になる。だがユーザーは昔のままで

 

満足する部分が多い。スポーツカーなんてアナログメーターがいっぱい

 

ついているほうが格好いいと思う。電子制御でどうのこうのというのは

 

安全性という名の余分な機能。アイドリングストップとか、一時期は良いと

 

されていたものでも実は意味がなかったとか、他に負荷が大きいとか

 

最新技術が過去より優れているとは限らない。

 

古い車は、エンジンをかけて走るのも一苦労なこともあるようだし、

 

スピードも出ないだろう。だとすれば、高速道路では走れない限定の車を

 

新しく作ることもできそうだ。まあ、交通ルールがそれを許さないことも

 

多いかもしれないが。

 

新型が出る度に顔が変わる車はあまり好きじゃない。MINIのようにデザインを

 

統一して買い替えを促す車種は好きだが、いかにも古い車載ってるなと思われる

 

新車の度に顔が変わるのはなぜだろう。やはり長く売るには売り上げが

 

下がると困るのだろうね。ジムニーは今でも1年くらい待たされて、3期か4期に

 

入っている。顔が変わらず何か変わっているようだが。そして、スポーツカーと

 

同様に古いモデルが人気な車でもある。長い目で見たら早い車に乗っては

 

いけない人はジムニーに乗れば、改造したりして楽しめるね。

 

コペンとか、ハスラーなどもあまり変化していない。このあたりが変化を求めないで

 

新車に乗りたい人の買い替えを満たすのかな。

 

新車もいずれは部品が壊れる。部品交換の簡単なものと、手頃なもので大事に

 

乗っていく手もあるし、定期的に新車に買い替える方が安く上がることもある。

 

車選びって永遠のテーマだよね。