日本に於いてクリスマスという日は、年代によって価値が変わる。

 

おいらが90年代に20代でバブルを経験した者としては、色々

 

聞いてきた。ホテル業界は稼ぎ時で25日は建物が地震になる日

 

とか、高級な贈り物と食材でお祭り騒ぎする日だった。

 

おいらは職業的に稼ぐ側だったので、バブルというものは同じ

 

地域に居ながら実在したのかよくわからない。

 

子供の時は純粋にサンタさんからプレゼント貰える日という

 

認識だったが、なぜサンタさんは良い子に無料でプレゼントを

 

くれるのか不思議ではあった。うちの親はクリスマスは関係ない

 

感じだったので、家ではアイスケーキを買って食べるくらいだった

 

かな。

 

中学生頃にはマイコンが欲しいなと思ったくらいで、まだ大型店で

 

扱わない頃だったので、小さな店のガラス越しに展示している

 

マイコンを見てうらやましかった。英会話の塾に通っていて

 

雪が深々と降る暗くなった夕方に、雪明りと店内の明かりが神秘的

 

だった。

 

おいらが結婚する頃には地元に戻っていたし、バブルも崩壊していた

 

ので、バブル期の豪華なクリスマスのイメージは消えた。

 

都内にいた数年は丁度ボジョレーヌーボーを売り出したころだ。

 

毎年11月に安いワインとして売りに出ていた。30年位した今は

 

円安、ボトルの軽量化によるペットボトル化、船便・航空便による

 

値段の違いなどで人気も低迷した。クリスマス辺りに安くなって

 

飲んのも常態化したような気もする。

 

子供が小さい頃は、必死にサンタさんの存在を肯定させようとするが

 

一部のリアル派によって早い時期に現実に引き戻される(笑)

 

欲しいものを聞き出そうとするが、サンタさんにしか話さないとか

 

無理ゲーを言う子供を何とか諭して、おもちゃ屋に早く行き確保。

 

当日に無いとか言ったら泣くだけじゃすまないからね。

 

段々バレそうになってきたらサンタさんが忙しいから親に代行して

 

プレゼントを渡して欲しいって言ってたよと、直接プレゼントを

 

聞いたりした。プレゼントを用意するまでの子供時代から

 

プレゼントを交換し合う時代に変わっていく。

 

勿論子供から貰うものなんて何でもいいので任せるが、子供には

 

やはり希望を聞いてあげる。高価な物は禁止して、普段欲しいけど

 

敢えて買わない物とかを買う事で納得している。

 

食べ物はまあ普段より豪華にするが、レストランとかで食べる

 

わけではなく、お惣菜が豪華になったりするくらい。デザートは

 

必須だけどね。

 

海外のクリスマスは家族で過ごすという文化があるらしいが、

 

うちもそれに近くなってきている。

 

用事がある場合は前もって連絡してもらうけどね。

 

おいらと嫁さんのプレゼント交換も普段自分で買わない物に

 

している。お互いが小遣いで出せる金額にしないと次の

 

給料日まで持たないからだ(笑)

 

今年もそろそろプレゼントを選びにお出かけする時期だ。

 

靴とかカバンとか財布を選ぶ。前に買ってそろそろ交換の

 

時期が来るので選びやすい。おいらが選ぶデザインと

 

嫁さんの好きなデザインが違うのだ。故に直接選んで

 

もらう。あえてこっちが良いよねと聞くと、おいらが

 

選ばないほうを選択する(笑)

 

だから一緒に買いに行くのが正解なのである。