世の中で限定物を推す風習があり、日本人はこの限定が大好き。

 

唯一無二感が、優越感を刺激するのだろう。

 

おいらも物によっては限定に目が輝くこともあるが、永く維持

 

するには汎用の物が良い。

 

物には寿命があるので、気に入った物が、大切に使っていても

 

壊れたり劣化したりすることはよくある。よく、本当にいい物

 

だったら2個3個まとめ買いして永く同じ様にに使う事がある。

 

ある程度の年月で劣化することが分かっている物なら尚更、

 

壊れる頃にはもう売っていないと考えるから。

 

日常使いなら買い替えの効く汎用品の方がお得だ。二度と買え

 

ない物なんて怖くて使えない。おいらの2個同時買いで実際に

 

買ったものとしてプリンターだ。何度か話題にしているが、

 

プリンターはインクの型番が新しくなるにつれて変更される。

 

プリンターは3年から5年で壊れる。インクは最低限使うものを

 

在庫として持つが、必ずしも全色同時に無くならない。

 

黒は一番使われるとして、その他の5色はカラー印字して

 

なくても変な時期に切れる。

 

そして本体の寿命が来た時に最悪は5色新品で残る事だ。

 

この5色はもう二度と使う機会が無いだろう。一色千円もする

 

インクを5色も残ったら5千円の損。新しくプリンターを買えば、

 

何事もなかったように新しい型番のインクの購入を要求される。

 

同じく一本千円だ。インクは値段が下がらない。だから

 

いつまで経ってもランニングコストが安くならないのだ。

 

試しに安いインクを買うと印刷時に紙にインクが染みだしたり

 

淵に汚れが付着したりとまともに使えなくなる。

 

だから安くなった時にプリンターは同型を2台買うと、壊れても

 

インクがそのまま使えて安心だ。

 

車にしてもそう。限定車を買うと買った時は新品で壊れないが、

 

5年もするとあちこち壊れてくるかもしれない。交換部品が

 

特殊過ぎると部品代が高額となる。生産終了から7年間は部品が

 

存在するが、それ以降はないかもしれない。結局手放すという

 

最悪のケースもある。これに対し、長い期間で改良を進められて

 

きた、汎用車である仕事車などは、サイクルが長いのと、改良

 

されたことによって後期は壊れにくくなっている。多くの

 

ユーザーが存在することによって中古部品や新品部品が数多く

 

出回ってる。また、ジムニー等の人気車はパーツだけを作って

 

いる会社もある。多くのユーザーとパーツ専門店が長い年月

 

研究していることもあって部品には困らないと思う。

 

また改造しなくても比較的簡易に作られている構造は、

 

定期整備に向いていると思う。まあ、素人のおいらが手を

 

入れる事は一切しないで、専門家に見てもらう。

 

餅は餅屋である程度のお金を支払って整備してもらえれば、

 

安全に使えるしね。

 

だから限定は物によっては魅力的だが、汎用の手軽さに比べたら

 

選ぶべきは汎用の勝ちとなる。

 

限定が貴金属であれば、この考えは合わないと思うけどね。