おいらは6年前に7年の車のローンを組んだ。なので、大体あと1年支払いが
残っている。7年ローンを組んだ理由はハイブリッド車、いわゆるEーPOWERの
グレードに乗る為に200万超えのローンをすることになるからだ。これまで
ローンは5年で、ガソリン車だった。お金のない就職したての頃とか含めると
180万円が限界だった。前の車を下取りに出すことで、頭金が出来るので
2回目以降は計算上は楽になっていく。一番良かった時は、ワゴンR RR
という車を5年乗って60万円で下取ってもらった時だが、次の車が廃車となる。
車両保険で50万円位戻ってきたが、後は下取りが低くなって、欲しい新車との
価格が大きく開いた。そこで、10年乗るつもりでEーPOWERでも更に上の
NISMOというグレードを買う事で飽きが来なく、デザインも古臭くないように
見込んでローンを組んだ。これはある意味正解だったかも。というのは、この後に
フルモデルチェンジして今までの車種と全く違う形になった。世間では大人気の
ようだが、ここに罠がある。この車種はガソリン車仕様を排してE-POWERモデル
だけを販売した。その為、おいらが買う時に恐れていた200万円超えの状態が普通
となり、グレードがどんどん上がって350万円とかの車種が当たり前になった。
しかも日産の戦略でこの車種より低価格のマーチという車種が廃止、一番安く買える
車種がこの車種になり、おいらが買っていた頃より50万円は下底が上がった。
後は、軽自動車くらいしかこの車種の下はないのだが、それでも200万円はする。
おいらは自営業で給料は最初から変わらないので、物価が上がるとおいらの給料
分では買い物が少なくなる。
とは言え、トヨタを見るとガソリン車で100万円台が売っている。ホンダも苦戦して
いるようでSUVが3種類売り出されているが、見た目がほとんど同じ。内装とか
なんかの違いで売っている。フィットは人気がなく、N-BOXは売れている。
トヨタがパンクする程の車種を売っているのに対して他社は、売れている車を集中
して売るしか方法がないかのようだ。
こうなるとSUV以外は人気がないので、SUVを買わせようとしているのだが、元の
値段が高いので、比較的安い車を買うにはトヨタを選ぶしかない。
という事は、どんどんトヨタを選ぶようになり、ホンダや日産の顧客が流れて
しまうかも。勿論、トヨタ嫌いで日産じゃなきゃダメとか言う人もいると思うけど、
選べる車種が無ければ他社へ流れることも仕方ないと思う。
おいらも7年ローンは終わってないが、次の新車が今の所選べない。車種がないのと
値段が高い。軽を選ぶにしろ200万じゃ、スズキかダイハツが良い。
アルファードのオラオラ感は好きではないが、シエンタは良くなった。ホンダの
フリードは何かライトが昔のセダンっぽくて合わない。値段がもともと高いので
シエンタと比べてしまう。スバルもマツダも乗ったことがないのでよくわからない。
このまま、今の車を廃車になるまで乗ってもいいと思うが、新車が欲しいと思える
車種がないことが残念だ。おいらは昔から小型を選んでいる。エブリーや軽トラが
良いなあと思ってしまうが、家族4人で動ける車が一台ないとね。
これからディーラーはどうなってしまうのかねえ。