サイクロンクリーナーって便利そうですよね。紙パック無しで経済的で

 

まさに時代の最先端。

 

ところが昔々の掃除機って紙パック無しなの知ってました?

 

吸気口と排気口の間にゴミを集めて蓋式のフィルターで囲んで最後には

 

フィルターを開けてゴミ箱にポンと捨ててたんですよ。

 

それがだんだん使ううちにゴミが絡み合って結局手でほじりながら

 

ごみを捨てるので紙フィルターが触らずに捨てられるという事で全盛期を

 

迎えたのです。紙パックが各社バラバラな規格だったので型紙で必要な

 

部分を折ってどの形式にも合うように紙パックが改良されました。

 

今のサイクロン形式がどれだけゴミを吸い取って奇麗に出来るかわかり

 

ませんが、永く使っていて髪の毛や濡れたゴミで中を洗ったりしませんか?

 

紙パックの場合も前後にフィルターが付いていて取り切れなかったゴミを

 

モーターに入り込まないようにガードしていて、定期的にそこを洗って

 

吸引力を高めます。吸引力の強い掃除機を買っても結局はメンテナンスが

 

必要です。紙パックはなるべくゴミに触らなくてもいいように何重にも

 

紙パック自体にフィルターがあり、溜まったら入り口をティッシュか

 

何かで塞いでゴミ箱ポンでゴミ箱からの埃も飛び出しません。

 

 

日本メーカーの掃除機のほとんどは紙パック式でしたが、サイクロンが

 

流行って紙パックは専用の会社が作るようになりました。

 

ホームセンターで売っているのもどのメーカにも対応してます。

 

紙パック式のスティック型の掃除機もどんどん出てきました。

 

ステッィク型は規格がバラバラな様ですべてに対応した紙パックが

 

ありません。うちで買った外国製のスティック型掃除機も単独で

 

紙パックを販売してました。500円で10枚入っているので高くは

 

ないですが買った家電屋以外売っていないのでちょっと心配でした。

 

うちで海外製のスティック掃除機を買った時には見つけられません

 

でしたが、工具で有名なマキタでもスティック掃除機を出してました。

 

紙パックもマキタ専用で、工具のバッテリーがマキタ専用ならどれでも

 

使える事を思い出し色々展開しているなあと思いました。

 

そのマキタもサイクロンではなく紙パック式だったので、いずれまた

 

紙パック式が主流に戻るのではないかと思いました。