前に書いたかもしれないが、電話機で相手から連絡が来ると

 

それに対して来たよという音が鳴る。着信音だ。

 

今の人はあまり分からないかもしれないけど、昔は加入権で

 

電話を引いた時に電話機は自分で電気屋さんに買いに行った。

 

まあ、家電屋さんには大手メーカーの電話機が色々あったが、

 

おいらが初めて買った時は、丁度受話器が電話機から取り外せる

 

タイプが沢山出てきたところだ。今はわずかに電話機も

 

残っていると思うが、子機と呼ばれる部分が単独で外れて

 

それだけで話せるというものだ。今の子機にはアンテナ棒が

 

付いていないが、昔は受話器の無線化で必ずアンテナ棒が無いと

 

受話出来なかったと思われる。技術の進化だ。その形は

 

携帯電話にも受け継がれ、暫くはどの携帯もアンテナ棒が

 

付いている。今は、スマホでもアンテナ棒はないのは、本体の

 

あちこちにアンテナの線をかなり薄いテープのように張り

 

巡らせている。

 

そんな進化した電話機だが、いわゆる電子音で着信を知らせて

 

いた。物理的に番号のボタンを光らせたり、色々な音で

 

着信を伝えた。音量も大きいものから小さいものまでボリューム

 

調整できたし、黒電話の音を再現したりした。

 

余り連絡がないと電話機はならないのでこれ本当に繋がっている

 

のかなと思う事もあるが、夜中の寝ている時に鳴ったりすると

 

心臓が飛び出しそうになったこともある。

 

だから着信音は基本小さく設定している。携帯電話で自分の好みの

 

音源を組み合わせて着信音を作ったり、好きなアーティストの

 

音源を着信音にしたりすることも可能になった時は驚いた。

 

何より、IPHONEの独特な着信音は持つ人の心を擽った。

 

暫くはIPHONEの定番の音にしていたが、皆が皆同じ音にするので

 

違う音を探して設定した。

 

アンドロイドでは固定のメロディーがないのでその機種毎の

 

音を着信音に選択するか、着信音の設定を初期状態にしてたりする。

 

やる事が多くてそこまで行かないのがスマホだ。

 

仕事用のスマホが一番着信するが、最初海賊のあのテーマに似た

 

曲がプリインストールされていたのでそれにした。

 

親父殿が何度もかけてきてその音を聞くのも嫌になり、もっと

 

爽やかで怖くない音源に切り替えた。

 

それ以来、誰がかけてきても音が怖くなくなった(笑)

 

マジで出れないのに連続かけてくるのは気違いかと思うほどで

 

恐怖が増す。

 

そうそう、初めて電話機買った時に無言の留守電が何十件

 

あってから電話機が怖くなったっけ。何か言えよって。

 

しかも電話機の留守電って相手の番号分からないし、今の

 

電話機もそういうサービスは有料でしょ?

 

だから受けるだけって本当に怖いんだよねえ。

 

携帯電話になってから相手が知ってる人、非通知、公衆電話等

 

どういう状態からかわかるから携帯電話は優秀。

 

という事で、着信音は出来るだけ自然な音が安心するのでした。