マイコン時代、自分でプログラミングすれば何でも作れると思っていた。
マイコンベーシックマガジンという雑誌を毎月買っていつかは30万もする
マイコンを買おうと思っていた。実際は中古のX1というシャープの
マイコンが手に入った。老眼でないけど、雑誌一杯に書かれた
プログラムを一つ一つ入力しては RUN 実行させて間違っていないか
確認していた。結局エラーが出たり、折角打っても思っていたほどの
内容じゃなかったりと労力の割に大した満足感が得られなかった。
そしてゲームをプレーする事へ流れていく。
マイコンが一般化してパソコンとなり、プログラマーたちから見ても
HDDが1GBを載せる時代が来てオーバースペックだと驚いていた。
何しろファミコンのカセットでも1MBあったら余裕でゲームが出来る
時代だったからその千倍で何をするつもりなのかと。
WIN95が出て、XPまで進化した時、パソコンはオーディオと合体し、
パソコンがあればステレオもTVも別に買わなくてもよい時代になった。
パソコンを知れば知るほどその性能面に興味がわき、当時最高水準
だった、CPUは3GHZほどでRAMは512MBあれば、かなり高速に
処理してくれる。
時代は変わるが同じ30万円あれば、このモンスターのようなマシーンが
手に入る事が凄いと思った。
だが、当時のパソコンで画像処理はこのスペックでも十分動いたが、
10分の動画を編集するだけで物凄く重くなってパソコンが止まった
ような状態になるのがパソコンの限界を感じた。
ミッションインポッシブルで出て来るハッカー御用達の何とかという
コンピューターの存在がうらやましくて、いつかそういう
コンピューターが欲しいと思ったこともある。
パソコンの限界を感じて数年、スマホが生まれて究極のパソコンは
このスマホではないかと思った。実際幾つも買って試したものの
究極と呼ぶには程遠く思え、IPHONE15 PRO MAXなら
その究極さを味わえるのかと思案している。
20万か。20万出して究極感を味わえなかったらどうしようと
躊躇している自分もいる。
そんな中、いつもと同じく動画を散策しているとゲーミングPCで
超小型な物が見つかった。ROGホンとかSteam deck 等も出ているが
ゲームをするために特化されたPCでありながらその性能は最大限を
活かせずにまあこんなものかな商品だと思う。
かと言って重いゲーミングPCを買おうかと思っても高いのはあるが、
ゲームが目的ではなく、ゲームがサクサク動くくらいの高性能である
ことが重要なわけである。無駄にギラギラキーボードが光ったり
しなくてもいいので、何をするのもストレスなく動き持ち運べることが
おいらの究極の極みである。
そして動画で見かけた GPD WIN MINI 2024というパソコンが
物凄く欲しくなった。
3DS LLを少し大きくしたような大きさでクラムシェル型のパソコン。
重さは600Gを下回り、ポケットに入るサイズで、RYZEN7を搭載。
RAMが今現在最高値の32GBでストレージは512GB / 2TB。
SDスロット搭載でHDMI出力付き。その他色々あるが、何と言っても
キーボードとゲームのコントローラーを搭載している。ゲームはしない
といったが、やろうと思えばできるところが究極となる。
ポケットに入るサイズでキーボードとモニターが付いてゲームが出来る
まさに最高の3DS LL 。これはゲームをしなくてもケーブルで
ブルーレイを接続できるので必要に応じて仕事モードとプライベート
モードのパソコンライフを堪能できる。画面小ささは、HDMIで大きな
画面へ出力すれば良いだけ。コンパクトさと高性能とちょっと遊びを
取り入れた究極のパソコンだと思う。値段もそこそこで完全に遊びの
ゲーミングPCに比べても高すぎることは無いと思う。
この手のパソコンはかなり前からシリーズであったようだが、なぜか
ニュースにならないので今頃知った。
ああ、何時かと言わず、近々手に入れたいなあ。