昔、まだパソコンで一太郎を習っていた時、キーボードで入力する時に

 

日本語入力か、ローマ字入力のどちらかを選ぶ時代だった。

 

日本語入力というのはキーボードに小さくひらがなが記載されていて

 

その通りに押せば文字が打てた。ローマ字入力は か と入力するのに

 

k と A を押すので操作が二倍となる。だが、50音とアルファベット

 

26文字と半分の配置を覚えるだけで良いという事からローマ字入力が

 

最終的に早いと言われた。

 

文字は覚えたが、記号がどこにあるかはまた別の話で _ アンダーバーや

 

~ などキーボードの記載だけではわからないものも多かった。

 

 

ガラケーが主流だったころにどうしても数字に記載されているひらがなを

 

早く入力できなくて困った。ガラケーに物理キーボードを標準装備した

 

モデルがあったので高価だったが買って使った。昔から入力は両手で行って

 

いたのでガラケーも横に持ってキーボードを両手打ちするとメールも早く

 

打てた。やはり物理キーは直感で押せるのでどこに文字があるか何となく

 

覚えているもので画面を見ながらではないが半分画面を見て入力できる。

 

それがスマホに代わってキーボードは付いているが画面を仮想で押すので

 

打ち間違いが結構頻繁となった。押しているつもりが隣のボタンを押して

 

いたようで変な文章になっているなど結構ストレスとなる。

 

かと言って小さな物理キーボードを買ってまでスマホで文章を本格的に

 

打つ場面もなくまあいいかで済ませている。

 

おいら的にはブラックベリーがもっと一般人向けに広がってくれたら

 

うれしかったが、ドコモで扱っている時も普通のスマホと違う契約に

 

なって面倒くさそうなので止めた経緯もある。本当に残念。

 

ブラックベリーが健在で今に残っていたら横に持ってキーボードを

 

スライドして出して入力出来たらさぞ楽しかったことだろう。

 

アンドロイドの初期のシャープのスマホにキーボード付きだった

 

ようだが、スマホとしての能力が低すぎて使い物いならなかったという

 

悲しい時代がある。そういった変わった感じでガラケーのように

 

売り出そうとしていた初期のアンドロイド勢は、基本動作が低すぎて

 

撤退するという道が途絶えた瞬間だった。

 

出す時期を間違えると二度と商品を売り出せなくなるという苦い

 

日本勢の衰退の時代だ。

 

とは言え、今また二つ折りのスマホが流行りそうになっているので

 

時代は巡ってまた物理キーボードが付くかもしれないね。

 

パソコンにとってはキーボードは必須だが、スマホがキーボードを

 

必要とする事ってどんなときだろうね。