我が家の敷地内はアスファルトが敷いてある。平成元年からだから
36年経つのかな。途中何度か工事で切って、敷き直したりしたことも
あったので、切込みの跡が残っている。その跡などに長い年月を
かけて雑草が勢い良く育ち始めた。何でアスファルトを下にして
植物が育つのかと思ったら隙間にかなり良い黒土を形成して
育っていたのだった。
敷地内のマンホールの周りにはあり得ないほどの雑草畑。雑草を
根こそぎゴリゴリ削り出すと、やはり黒土がかなりの深さまで積み
あがって雑草を栄養価満点で育てている。
この土は、長い年月でアスファルトを削ったり、暴風雨など経て
貯めに貯めたのだと思う。そこから雑草の種が入り込んでどんどん
土を豊かにしていったのだと思う。
自然の力に驚くばかりだが、この状態を放っておくと廃墟のように
なってしまうので、雑草には退散してもらい、この深く土が積もった
場所を削り出して、何もない状態にした。大きな穴が形成された。
見た目が悪いのでここに簡易式のセメントを流し込んで固めた。
暑さ寒さで地面が伸び縮みして割れるかもしれないが、雑草が育つ
環境を一時的にふさいだ。毎年雑草の範囲が広がって腰が持たない
ので、早めの対策だ。まだまだ雑草が塀の淵などあり得ない場所で
育っているが、穴になるほどだったらセメント埋めをして
アスファルトを守らないといけない。ちょうどどうぶつの森を再開
したところで、リアルの庭いじりも行い始めた。親父殿が今まで
やっていたことだが、調子が悪いらしく手が回っていない。昔は
ちょっとでも庭を弄ると、俺がやるから触るなと全く手伝わせ
なかったので興味はあったけどやらなかった。
最近は夢か現実かわからない事も出てきてちょっと危険な親父殿だが、
やっとおいらが手を入れる番だ。親父殿は見た目が奇麗な植物を
ひたすら手入れしていたが、おいらは食べられるものにシフトして
いきたい。この数年で少しは変わるかも。