人は何かに固執しているという。仕事や家族ギャンブルや趣味。

 

宗教に固執していることもあると思う。要は何かに依存しているか。

 

他人に迷惑をかけないものに依存するのは勝手だが、時に周りが

 

見えなくなり取り返しのつかないこともある。

 

 

車の趣味は車という機械に走らせて目的を果たすこと以外に見た目や

 

性能、内装に至るまでどれとして同じ人はいない。

 

最近流行りの車中泊も動画を見るとほとんどやりつくした感だ。

 

冬はどうなる?夏は?と考えると結局やはりそうだよねという答えが

 

動画に展開される。

 

動画内で車中泊する人は一台の車に執着せず、複数有する。

 

もっと、もっとという探求心と欲求に嵌り、そして一部の人は崩壊

 

している。

 

車という性質上、何々用と特化して作られた車は、その何かをするのに

 

使い易いように作られている。それ以外は結構出来ない事も多く、

 

我慢することとなる。それも含めて車という趣味なのだろう。

 

生活に欠かせない、車に興味が無いが仕事に必要という場合は、

 

執着がない分、手入れなどもほとんど無関心の事も多い。

 

そうした色々な人がいる社会で10年後、20年後に流行っている車は

 

今とまた違うのかもしれない。スポーツカーが流行った時代は、

 

一般道を爆走して格好いいと思う時代。

 

4WDが流行った時代は、山道も林道も砂浜も走れて恰好いいだろう

 

という時代。そして、コロナ渦以降は、誰にも会わずに一人で旅を

 

どこでも楽しもうという時代。

 

コロナが終息して、全国、世界にまた移動できるようになったら

 

わざわざ我慢して狭い車の中で生活する必要がないという風潮に

 

変わっていくだろう。

 

こうした時代の流れで流行る車が変わった場合、他者から見たら

 

あれはあの時代の生き残りだと思うだろう。

 

そこに全力を投じてカスタマイズした車は、かけた値段に比べて

 

元の値段にもならないほど落ちまくることもある。

 

故に、車の趣味には時代に関係なく自分の楽しみを追加していくしかない。

 

今は、生産中止になった車程、価値が上がって数倍の値段になった

 

90年代のスポーツタイプの乗用車。当時は社会人になった人がローンを

 

組んでも支払い切れる価格だった。

 

今の車は始まりからローンを組めないほど高い。そして軽自動車や

 

自分を表現できる軽貨物に人気が移った。

 

中古車も13年以降に税金が上がるという謎の仕様になって、新車も

 

買えないのに中古も維持できないとか地獄である。

 

おいらが生まれた時代もそうだったのだろうか。アルトが一般車に

 

比べて破格の値段で販売されていたようだ。きっと、軽自動車は

 

時代と共に一般人を車の世界に招き入れてくれたのだろう。

 

安全性に限界が来ていると言われている軽自動車規格だが、

 

軽自動車を愛するメーカーがまた新しい技術で軽自動車を永く

 

作ってくれることを祈る。

 

新車でエンジン以外のハイブリッドは250万円位に値上がっている。

 

おいらが6年前に買った上位のモデルが最低ラインになってしまった。

 

次は、軽だね。維持費は勿論だが、車体が高すぎる。おいらの生活上

 

車は必要だが高速は乗らない。だから軽でも行ける。怖いけど。

 

早く100万円台の一般車が多く出て選べるようにして欲しい。