68歳だったんですね。まだ若いと言ってもいい年齢。ドラゴンボールで

 

世界的に有名になったと思いますが、おいらにとってはドクタースランプ

 

アラレちゃんが最初だった。よくわからない世界観でお笑いに特化した

 

ゆっくりした生活感が面白かった。受験勉強や大人になってBSで特集した

 

時に、見ていたら親父にこんなのまだ見てるの?と言われるくらい

 

あの世界観が好きだった。あの不思議な乗り物や人物画が一般の漫画と違い

 

デフォルトした感じがおいら的にドストライクだった。今でもSDガンダムが

 

好きなくらい、あのサイズ感がたまらない。

 

ドラゴンボールが最初に出た時も西遊記のパロディーのように始まり、

 

闘いが多いアラレちゃん要素が強かった。ピッコロが出るようになってから

 

本格的な戦いのストーリー性になったが、数字で強さを表すようになり

 

強さのインフレーションになって終了した。

 

終了してからもなぜか復活していて映画で毎年さらにインフレして

 

面白いのかどうかはわからないが人気が絶大だった。

 

おいらにとってもう一つ忘れられないキャラがドラゴンクエストシリーズだ。

 

ドラクエを本格的に始めたのがドラクエ3でその後に4とやって、スーパー

 

ファミコンで123を一気にプレーした。その後もずっとファンだ。

 

その最初にキャラクターを描いたのが鳥山明さん。当時、ファイナル

 

ファンタジーというゲームもドラクエの対抗ゲームとして出てきたが、

 

FFは物凄く洋画っぽいデザインの作画に対し、ドラクエは正にアラレの

 

デフォルメ画像。今ではスライムの形があの形に定着しているが、それ以前は

 

どう描いてよいかわからないほど単純だった。スライムがあんなに可愛く

 

なったのは、鳥山明さんの特殊な感覚でそれが多くの人に受け入れられた。

 

既にすぎやまこういちさんがお亡くなりになり、ドラクエの音楽はどう

 

するのか不思議でしょうがなかったのだが、まさかデザインの鳥山明さんが

 

こんなに早くお亡くなりになるとは思いもしなかった。

 

もうドラクエ自体11で終了で、12からは残された財産からそれらしい

 

ものが出るかもしれないが、13以降があるとすれば、全く別の作品を

 

作っていくのかもしれない。ドラクエのような作品で全くの別物が出て

 

恐らく堀井雄二さんも降りるかも。

 

おいらも年を取ったんだなあ。子供時代からのお気に入りの作品を

 

今でも楽しめていることが奇跡で、これから子供時代の最新を経験

 

することは無くなるのかも。

 

今の子供から大人になった人達にこれほど影響を及ぼす作品ってあるのかな。

 

あればいいな。作品と共に大きくなるって結構重要だと思うしね。

 

鳥山明さん、今までありがとうございました。あの世でも面白い作品を

 

描いて欲しいですね。