2000年代前半の頃に商用車っぽいのにとてつもなく格好いい

 

軽自動車があった。当時はまだ軽自動車なんてという時代で

 

今のように車中泊もなければ、軽のバンタイプって仕事用の

 

おっちゃんが乗るようなそれ目的の車と認識された時代だった。

 

ところがそんな中で、軽バンなのに軽バンらしからぬ厳つい

 

軽バンが登場してきた。色も白じゃなく茶系の限りなく

 

黒っぽい色。なんだこの軽は?

 

色々調べてそれがアトレーだと分かった。ダイハツの軽ワゴンか

 

バンのどちらかだったが、当時のおいらは区別がつかない。

 

兎に角内装など豪華で、今でいうNーBOXのような感じだった。

 

おいらの愛車がインテグラでVTECなしのエンジン車だったが、

 

それでも総額180万円に達して、ローンで支払いをした。

 

そんな中で、アトレーは軽なのに総額170万円とか、頭おかしい

 

値段設定で買いたくても買えないと思った。

 

まあ、インテグラの次はワゴンR RRという最上位モデルで

 

180万円をまたローン組んだのだが(笑)

 

考えてほしい。今でも軽バンは100円台半ばで収まるのに

 

アトレーはもう少しお金を出さないと買えないという不思議さ。

 

バンなのか、ワゴンなのか記憶があいまいだが、作業用の

 

工具をたくさん積んでいたように見えたからバンだと思っていたが

 

ワゴンならその位するかもと今なら思える。

 

兎に角格好良くて、いつか欲しいと思った。結局今でも買って

 

いない。スズキやホンダであの頃のアトレー以上に格好いい

 

モデルを出してきて、アトレ-自体は少しチープになった感じがする。

 

とは言え、ほとんどがN-BOXしか見かけない街中でアトレーが

 

稀に走っていると目が行く。

 

今度発売されるスペーシアには高級車にしか付かないオットマンが

 

付いたりと簡易的ではあるが高級車並みの装備があることに驚く。

 

普通車が売れないのは、高い値段と、軽より高い税金、そして軽の

 

ような驚きの内装が少ないからかもしれない。軽は日本の独自規格。

 

グローバルな時代に軽は今も低価格を目指して販売されている。

 

グローバル化で安い部品を手に入れられるはずの普通車は、世界状況で

 

部品一つ事欠くようになって、新車の納期がどんどん伸びている。

 

グローバル化って世界が利便性良くなって日本だけ損してない?