おいらが中学生の頃に風の谷のナウシカが放映された。

 

おいらはアニメなどを含む映画は基本DVDになって

 

からしか見ないが、その時代にDVDレンタルもビデオ

 

レンタルもない。数年後位にTVで放送されるのを見て

 

ビデオに録画できればいい方だった。

 

おいらにとってアニメは誰が作ったなんて、そういう

 

事は一切興味がなかった。ルパン三世や宇宙戦艦ヤマト

 

といったタイトルは気になるがその監督が誰かなんて

 

全くの意識になかった。

 

映画をTVで放送する習慣はかなり前に存在した。

 

日テレ、朝日、フジなども金土日と三日続けて放送する

 

夢のような番組体制もあった。また夏休みになれば、

 

NHKで衛星放送で人気のあったアニメなどを特集して

 

スペシャル番組を放送することもあった。TVが最高の

 

時代だ。そういった時代からすっかりネット時代に変わり

 

アニメなんかも自分が好きなものだけをチョイスして

 

みるようになり、TVの前で同じ番組を共有する機会も

 

すっかりなくなってしまった。

 

先日、鬼滅の刃という作品がものすごく人気となり、

 

紅白でも皆で盛り上がっている様を見た。おいらは

 

この作品は見てないが、あまりにも多くの人が興奮して

 

見ているので逆に見ようと思わない。ちょっと昔の

 

アナと雪の女王のような現象だ。いい作品なんだろうけど、

 

誰も彼もが絶賛していると逆に気持ち悪い。反対の意見が

 

ないなんて作品としておかしい。

 

そんな思いがあるので、誰もが絶賛する作品は見る機会を

 

失う。

 

さてジブリと言えば宮崎駿さんだが、TVで特集してくれたので

 

その存在がどういう人か知ることが出来た。自分自身でも

 

漫画を描き、アニメを手書きで作ることを止めなかった人だ。

 

宮崎駿さんが風の谷のナウシカの映画でヒットしなければ、

 

今も漫画を描き続けていただろうと。成功したが故に新作を

 

書く時間が無くなって彼の能力の多くが失われたと。

 

映画に関わった作品でルパン三世のカリオストロの城が

 

放映当初には物凄く批判され、彼のアニメ映画に対する評価が

 

酷かったと聞く。後にどういう機会かわからないが

 

カリオストロの城は名作に称賛されている。

 

おいらが見た時はもちろんTVだが普通に面白いと思った。

 

むしろ、他のルパン作品が殺人とかを当たり前にこなす泥棒で

 

幾ら主人公でも怖いなと思う。

 

ルパンは大人向けのアニメとして作られたらしいが、最初はあまり

 

人気がなかったと聞く。試行錯誤して今の雰囲気になって

 

人気が上がったようだ。そのルパン像が宮崎駿さんだと別の人物に

 

なってしまったと思われて非難されたようだ。

 

未来少年コナン等のアニメも担当されたようで、この頃にはジブリ

 

テイストが生まれ始めたのかもしれない。

 

そんな宮崎駿さんが自分一人で作ったと言われている

 

君たちはどう生きるか が色々な意味で話題になっている。

 

自分でもよくわからに部分があると話しているようで、作品は

 

一筋縄では解読できない模様。おいらはDVD化されるまで基本

 

見ないのでどういう作品かわからないが、この作品はきっと

 

自分を出し切った初心に帰った造りをしているのだと思う。

 

だからカリオストロの城のように評価が全員一致で素晴らしいと

 

ならないのだと思う。

 

風立ちぬですべて出し切ったと発言して実際に一時期休止されて

 

ましたよね。ジブリとしては色々作品を出されていたようですが

 

宮崎駿さんがCMなどのメディアに一切情報を流さないで、

 

放映直前に情報が出てきたようだとラジオのパーソナリティーも

 

驚いていた。NHKで自分一人で作る姿を特集してたのが何年前

 

だったかな。一人でやるので完成しないかもしれないし、うまく

 

出来ないかもしれないけど、全て自分で気の済むようにやりたいと

 

言っていた。結局完成できたんですね。

 

声優陣が、なんか有名処の役者さんぞろいという事で気になりますが

 

一度は見てみたいです。

 

まあ中学生の頃に初めて見たナウシカとラピュタはおいら的には最高で

 

よくどちら派か対決してましたよね。その第3の派閥となる作品も

 

見たかったですが、やはりそう言う感じではなさそうですね。