新型のN-BOXが発表され、その仕様が公開された。
コンセプトが必ずあるようで3つのタイプが発表された。
スタンダードとカスタム、そしてカスタムをドレスアップした
コーディネートスタイルだ。
購買層からカスタムがスタンダードに対して6対4だそうだが
カスタムのみにターボが設定されているようだ。
2代目で不満だった追随設定が一度エンジンを切ってもすぐに
再設定できるそうだ。
カスタムの外観もしゃきっとした感じでグレーのボディーに
黒い天板がピラーまで塗られている感じが格好いい。
勿論映像からグレーのカスタムの物を見ているのだが、他の
色合いでもシャープな感じで格好いいと思う。
日本で一番売れているというN-BOXがカスタムモデルで
高級路線を行ったために軽自動車税が7200円から10800円に
なった経緯があったと思う。軽自動車は低所得者の普通車より
優遇されている状態なので高級な軽自動車買えるなら税金
上がってもいいよねっていう理論だったはずだ。
それでも普通の人はそんな高級な軽自動車は買えないと
反発したが結局値上げの標的にされた。
N-BOXが高級感があるのは間違いない。出来が良すぎて普通車
より乗りやすいと評価されたからこそ、日本一の売り上げに
なったのだろう。それはホンダ自身にも影響があって自社の
普通車すら売れなくなるほどの人気。フィットが不振で他の
車種も思ったほど売れなかったらしい。しかしそれはホンダ
以外でも一車種に人気があると他が売れなくなるというのは
あると思う。トヨタだけ別で同じような車をちょっと違うクラスで
販売して皆予約一杯になるという。しかし、半導体不足で
どの車もまともに販売が出来ていないともいう。すぐに予約を
休止し、人気の割に実際に手元に届くのは極一部の様だ。
スズキで言えばジムニーのようなもので人気があっても1年近く
購入者の元に来ない。ジムニーの場合は、二酸化炭素の問題で
全部の販売車における二酸化炭素の排出量が多いので、トヨタの
ようなハイブリッドで軽減できていないために、自社で販売台数を
コントロールしていると言われている。
どこの会社も何かしらの問題を抱えて購入者にすぐに新車を
渡せない状態であることは変わらない。
新車の発表で勢いをつけたい各社だと思うが部品の供給を世界に
広げて結局必要なときに必要な分を確保できなくなってしまった
と思う。これからどうするのか高みの見物だ。
おいらはあと2年は今の車の支払いがあるので新車なんて買えないが
3年後は果たして新車がちゃんとすぐに手に入る状態なのかは
願うばかりだ。