FFのほうが合理的でありながら、FRが作られ続けたのは、
FF車に必須な等速ジョイントが量産できなかったためだそうです。
FFは、駆動力を伝えながらハンドルが切れなければならないのですが、
FRのプロペラシャフトに使われるような十字型のジョイントだと、
大きく曲げられたときに回転がぎこちなくなってしまいます。
これをこのままFFに使うと、車庫入れのときなどにギクシャクした
動きになります。 FFと同じように、エンジンとミッションを一体にして
合理的なパッケージは、RRも同じです。しかし、水冷エンジンとした
場合にラジエターを前まで持ってこなくてはなりません。そのような理由で、
フォルクスワーゲン・ビートルは空冷エンジンのままでしたし、ポルシェ
911も長いこと空冷でした。 しかし、直進安定性の面で、RRは基本的に
不利な構成ですが、FFは非常に有利です。等速ジョイントができたことで、
RRからFR、FFへと移行してきたのです。 ※以上YAHOO知恵袋参照
んで、実際に運転する時FRは、家にあるミニカーとかラジコンとかの
後ろタイヤ二つをつまんで前に走らせた状態がFR。
前タイヤを二つつまんで前へ走らせた状態がFFだとする。
FRは前に走らせるときハンドルの挙動が不安定となるが、FFはハンドルの
挙動を思いのままコントロールできる。だから最近の車はFFが多い。
スポーツカーが好きな人はFRで挙動を自分の思いのままに操る楽しみがある。
一般人は冬道など事故に遭わないようにFFを好む。
そして究極が4WD。ミニカーのタイヤ4つをつまんで進みたい方向に
走らせることが出来る。技術的にここまで来るのは大変だっただろう。
一般的にちょっと道路に雪が積もったくらいならFFでも大丈夫だが
これが一度解けて黒光りするようなアスファルト路面に変わった時、
最初に接地しているタイヤ面が前面でも滑り始めると先に進まない。
これがまだ凍っていない後ろタイヤで補助して走り出せれば、
車は前に進むことが出来る。これが4WDの特性。まあ、山登りや
悪路でもどのタイヤでも動けば前に進める。
軽自動車の4WDで特にジムニーはFRが基本で、4WDモードに
すると前タイヤにも駆動がかかる。ジムニーが人気があるのは
FFの技術に至らない状態で簡易的に4WDに変更できる点。
逆に言えば、通常は4WDにしないでねと言われる。
普通車で最初からバリバリの4WDは高速走行でも4輪に駆動を
掛けても耐えられる設計だと思う。これに対してパートタイム
4WDはその名の通り簡易的に4WDに対応している。
だから街で乗っているジムニーは基本FRなのだ。切り替えが
出来るというのは基本どっちかのモードは出来るが簡易的に
どっちかに切り替えてくださいという意味。
技術的にはフルタイム4WDが上だと思うが、ジムニーは
2ストロークの時代など、車としての技術が足りなかった分
何とかその時代に間に合う技術で対応している。
最近ではハイブリッドの技術が足りないのでトヨタから
技術を提供してもらっているようだ。
それでも昔のような値段で車を売っているスズキは凄い。
独自開発が間に合わなくても何とか時代をしのいでいる。
今では売り上げが2位だそうだ。王者トヨタ、3位にダイハツ、
4位に日産とか、5位がホンダという一昔前では考えられない
順位に代わっている。それでも世界1位のトヨタは化け物だ。