今日は従兄の命日だ。去年の今日に亡くなって一ヶ月後に連絡が来た。
母方の従兄でお袋はボケてきているがまだ健在だ。寝たきりに
なっているが嫁さんがお世話してくれているので元気で暮らしている。
母方の親戚なので母が亡くなれば縁は切れてしまうが、その母が元気
なのに従兄は74で亡くなったらしい。お袋は今年で91歳になる。
今日は縁が永く続くように過去に時間を戻してみた。
2006年の2月に亡くなったお袋の3番目の兄の葬儀を代行して参加した。
その時の写真がデジタルとして現存している最古の記録となる。
ソフトバンクのカメラ機能に特化したシャープ製の携帯電話で撮影した
ものだ。それ以前のは、ガラケーの10万画素とか画面いっぱいの画像で
写真としては無理だった時代だ。それ以降は親戚の冠婚葬祭に呼ばれる
機会がなく、記録が残っていない。
その中の従兄とその家族が映っている写真を今はメッセージプラスでも
送ることが出来る。懐かしい写真と、当時写真に残っていない方の少ない
写真も混じっていたようだ。そのシリーズを昨日送り、今日は紙で
残っている写真を発見してスキャンしてパソコンに取り込んだ。
おいらが生まれる前に秋田に来た時の写真や自転車で千葉から秋田まで
走ってきたときの物と思われる時代の写真があった。
そしてお袋の結婚式に親族が集まった貴重な写真も発見した。
お袋に見せたらこれ誰?って自分の写真を認識できなかったが、教えたら
笑ってた。後映画俳優のような写真の親父殿の写真を見せたら
またこれ誰?って不思議がってた(笑)
自分の兄弟の写真は古くても認識できるようだが、それ以外は興味の
ある人物とそうでない人物で記憶が変わっていた。
後で親父殿のスマホをかっぱらってきて写真を増やしておこう(笑)
従兄も3兄弟で最初に次男、半年後に長男が亡くなった。
今日お中元を親父が送ったものが届いたらしく、三男から2006年以降
初めて連絡が来た。親父殿がお袋の家とのご縁が続くように三男に
お中元を贈ることにしたらしい。最初間違えて送られたと思ったらしく、
多分親父殿がそういう気持ちで送ったと思うよと伝えた。後で親父殿に
聞いたら合っていた。しばらくぶりの三男の声は懐かしかった。
自然に御縁は切れるが、繋ごうと動くと意外に簡単に繋がる。
おいらは二つの一族の架け橋となろうとお袋の代わりにお墓参りは
年に一度は続けていた。その成果は今年形となった。
昔の写真をみんなで見ることで話題が出来、忘れられた故人が復活する
ことが大事だと思う。やはり、お袋の祖母らしき人は忘れ去られた様で
ちょっと悲しい事だが。