IPHONEというスマートホンの形が固定されたIPHONE3Gから
全く新しい形に変わったのがIPHONE X だ。
いわゆるホームボタンがスマホの形として認識され、スマホの
絵を描かせたら四角い枠に四角い画面に下の真ん中に丸を書くと
誰でもわかる形だった。
そのホームボタンを排除してスワイプ系でホームボタンと同じ
操作をさせ、指紋認証から顔認証に変わったのが X だ。
そして初めて10万円の壁を超えた機種であり、今後のIPHONEを
全てこの形にしたモデルでもある。
その最大の功績を残したIPHONE X がついにIOSの更新から
外される時が来た。
2017年9月に発表され、IPHONEの更なる進化を約束された
モデルでありながら10万超えが災いしたのか、人気は同時期に
発売されたIPHONE 8シリーズに持って行かれた。
次の年に出たIPHONE XSの発売時期にはいち早く X の販売は
終了し在庫のみとなった。
およそ6年でOSの更新が終わった 8 と X だが、中古で
8はまだ人気があるそうだ。
おいらが初めて買ったIPHONEは 7 で子供がまだ無理やり
使っている。その後継にSE2もあげたが、壊れるまで使うつもり
らしい。2番目に買ったのが X でこれは今嫁さんが使っている。
二人とも容量がいっぱいいっぱいで写真などがパンクしている
ようだ。それでも二人とも大事に使っている。
アンドロイドは2年も更新するかどうかだが、IPHONEは結構永い。
そういった面でも日本におけるIPHONE人気が衰えないのだろう。
数年前は良くも悪くもIPHONE人気でキャリアが全部負担して
くれる形だったから2年毎に買い替えは当たり前になり、古いものも
中古市場で安く手に入ったのだろう。
今では20万もするフラグシップと10万円台の無印、そして安価な
分類のSE3が予算に合わせて存在する。プロでない限りそんなに
細かい違いのある写真は要らないし、プロならIPHONEで写真を
撮らないだろうと思うが、カメラ進化しか道がない。
だから新しいIPHONEを買うならSEシリーズの進化を待てばいい。
SEはCPUの最新モデルでそれ以外は全くと言っていいほど変わらない。
その変わらなさが大事で、見た目はレトロでもいつでも最新の
プログラムを楽しめる。その最新の更新がIOSでセキュリティーが
一番重要だ。
おいらはIPHONEに重要な役目を付けてはいないが、IPHONEの
セキュリティーが破られれば、中に入っているアプリの脅威となる。
SUICAやクレジットカード決済をIPHONEで行えば、セキュリティーは
最重要項目となる。それが X と 8シリーズで受けられなくなるのだ。
アンドロイドと違い、IPHONEは早い段階で安定の動作を保ったスマホで
細かなIOSの更新もそれを後押しした。
IPHONEが壊れないので永遠に使えそうな気分だったが、IPHONEの
IOS更新が6年となると寿命も6年という事になる。セキュリティーに
関係のない使い方であればそれ以上使えるが、実質サポートされるのが
6年という事になる。
おいらにはスマホとして使っていないが音楽プレーヤー専用などを
加えるとスマホの誕生当時に近い端末もある。それらはゴミではなく
自分の買ってきたアイテムそのものでその時々の時代を思い出に
しまっている。最新は追わなくなったが、値落ちした前モデルを
買うことで最新に近い使い方を楽しんでいる。
今回のIOS更新に入らなかった嫁さんのIPHONE X はスマホ
としては終了になるので、予算的にSE3を買ってあげようと思う。