今はスマホがあるから腕時計を持たないという人も多くなったと思う。
おいらが子供の頃は、時計と言えば大人になったら必ず持つ必需品と
いう感じがした。今でこそ世界のカシオとかセイコーとか色々あるが
昔はALBAとか海外製が有名だった気がする。
今はどうか知らないが、デジタル表示が爆発的に流行ったっ時代が
あり、デジタル表示の他に色々遊び要素が追加されていた。
今のように電波時計やソーラーパワーなんてないから3年弱で
電池交換する頻度が高かったと思う。そしてまだダイビング用の
気圧の高い場所に対応する時計もそんなになかったと思う。
兎に角デジタルで今のパソコンみたいなことをしたくて、無駄に
ロボットっぽい時計を欲しがったりした。
いつかはTVが映る時計なんて出て来るだろうと思っていたら
一度出たことがある。白黒で今ではとても見られた画面では
ないと思うが、その頃はそれがどんどん進化していくと思った。
ところが時代は時計の進化ではなく携帯電話の進化が先だった。
ガラケー時代にアナログのTVが付いてそれがワンセグへと進化した。
また、TVの進化が終わって携帯電話から排除された。その代わり
携帯の通信技術が進んで、TVではなく動画が自由に造れて
あげられるようになり誰もが自由に見ることが出来るようになった。
腕時計ではAPPLE WATCHが牽引し、腕時計で歩数計や音楽等
小さな画面でも色々できるようになった。
おいらが求めていたのはそういう路線ではあるが、シンプルに
時計を楽しみたいという事もある。
最初に出たソーラーパワーや電波時計は本体が壊れるまで長期に渡り
動き続ける時計となる。これを3千円台から買う事が出来る。
高級に見える金属製の時計に憧れたこともあるが、重くて、でかくて
必ずどこかに引っ掛けてしまう。更に毛がほとんど生えていないのに
産毛を引っ張ったり、かぶれたりと金属製のバンドにはいい思い出が
ない。そんな中、シリコンだったり、プラスティックだったりと
見た目が少しチープになるが最高のお供としてお風呂もベッドもずっと
付けていられる。流行りがあって、デジタル表示が良いのかアナログが
良いのかわからないが、おいらはアナログ信者に傾いている。
子供の頃デジタルに憧れて中学生の時に親戚のおじさんに買って
もらった。気に入って使っていたがどこかに無くしてしまった。
それが人生初のALBAだった。その後、デパートで10万する時計が
2万に値下がりしたからと買ったりしたがすぐ壊れた。
時計は見た目が命だが、その値段と価値が釣り合わない時が多い。
この時計なら1万円位かなと思うと30万円だったりとか、
その見た目で全く理解できない。バブル期に海外旅行が流行って
友人が偽物のロレックスを良いだろうと見せつけたが、全く価値が
分からず、しかも偽物だというのに喜んで意味が分からなかった。
おいらからしたら3千円で買えるG-SHOCKの方がものすごく好き。
たまにホームセンターで1万円弱のソーラーパワーが付いたカシオも
渋くて好きだ。メカっぽい所が普段は使わなくてもワクワクする。
最近深刻な老眼でコンタクトレンズをしている時の時計の一番
小さい字が見えなくて困っている。寝る前にコンタクトを外せば
見えるが、移動中とか必要な情報が見たい時に切り替えても見えない。
スマホの癖で二本の指で広げて見たりして あ、違うと思う。
その点スマホはやはり色々見えるので便利なんだなあと思う。
ただ、スマホが使えない時にAPPLE WATCHに連絡が届いて
急な用かどうかを確認するくらいがちょうどいい。
アンドロイド用も色々スマホと連携するようだが、専用設計でない分
覚えるのが大変だと思う。一度カシオで9万円のスマホ連携を
考えたが、見えないことが理由で保留した(笑)
中学生くらいの頃のワクワクが感じられる時計が出て来るといいなあ。