日本の道路は全国どこへ行ってもちゃんと整備されている。
しかし年々地方で過疎地帯が続出し、その周辺の道路を
整備するお金も無くなってきていると思う。
日本の道路は整備されていることが前提で高速で走る車が
どんどん販売されているが、もしこれが都市のみだけで
整備する力を失ったらどうなるだろう。
地方には都市部より多くの山や川が存在し、その脇を
整備がしっかりされていない林道などが存在する。
最悪で整備を失った道路が林道のように荒れ果てたら
車を所有する人はまともに走れなくなると思う。
そうした場合に今より地方の人間は4WD車や軽トラ
軽バンのようなどこでも走れる商業用の車を必要とする
かもしれない。首都に2000万も人間が済みながら
同じ場所にありとあらゆる交通機関を張り巡らせて
便利を追及している。多分そこに住む人は地方に何で
住んでいるのか意味が分からないと思う。
車を運転すれば人を巻き込んで事故を起こすから
乗らないほうがいいとか、交通機関があれば空気を汚さず
エコに優れているとか思っていそう。
世界的に見て日本の首都が不自然なほど発達してそこだけが
日本と言う国のように感じているかもしれない。
しかし、大昔から日本は北海道から沖縄までを含んで日本で
あってその土地を守るためにわざわざ移住させている時代もある。
あまりに便利に恵まれて四季のあることも感じなくなるほど
都市生活にどっぷり漬かってしまっているようだ。
その中の一部は便利さから不便さを求めて人間らしく自然と共に
暮らそうと考える人も出てきたが、まだまだ地方はガラガラだ。
もっと地方に移り住んで朝日の出る景色を楽しみ、夕日の沈む景色を
堪能することも経験して欲しい。
何でもある都市生活は便利だが、年を取っていくとそれ以上に
自然の景色に一喜一憂することが生きているんだって感じると思う。