戦前か戦後か、紙が高価だった時代に漫画は貸本という形で

 

普及したと、連続テレビ小説「げげげの女房」で見た気がする。

 

おいらが子供だった昭和の50年代頃には、週刊漫画誌が

 

250円位だった気がするが、年々高くなって え? という

 

金額になったと思う。

 

単行本も380円位だった気がするが、今では500円を裕に

 

超えているようだ。

 

週刊漫画を立ち読みで過ごした少年時代は、受験勉強だ何だと

 

家で漫画を読むことは禁止されていた。

 

初めて親に隠れて全巻揃えたのがタッチで、それ以降は面白い

 

と思った作品を途中から終わりまで買う形態になっている。

 

いつの間にか目が老眼になっており、極端に本の文字などが

 

見えづらく、ネットなどは拡大した状態で文字を読んでいる。

 

動画を見ることが多くなって、連続ドラマとかアニメを見る

 

機会が増え、嵌った作品がある。いくつかあるうちの一つが

 

とても気に入って、その原作となった漫画まで遡って探し出し、

 

今も連載されているという事からその月刊誌を探した。

 

月刊誌は、紙という媒体が減りネットに上がるのを購入する

 

形式も増えているが、一度ジャンプの1冊をネットで購入した

 

こともある。だが、ダウンロードした端末が古くなると

 

買い直したりしないといけなくなり、その作品は消えてしまった。

 

やはり手間と置く場所を必要としても単行本が欲しいと思い、

 

一ヶ月3巻で2800円位を目安に23巻まで買い揃えた。

 

単行本が1年に1回、多くて2回しか出ないので待ち遠しいが、

 

単行本でも700から800円もするのでかなりの物だ。

 

今回、月刊誌は紙で見るためには本屋か何かで定期購読にしないと

 

店頭にはほとんど出回らないので見つけられなかったが、

 

やっと見つけた。月間シリウスという、月刊漫画誌。

 

昔見ていたゲッサンも店頭では見なくなったが、恐らく定期購読に

 

切り替わっているのだろう。

 

定期購読は確実に見ることが出来るが、連載物には休載が必然と

 

訪れる。見たい作品が長く休載されると、それ以外も見ているけど

 

お金を払っているのに損した気分が拭えない。

 

ああでもないこうでもないと理由を付けて定期購読しないが、

 

本物の紙の月間シリウスを偶然見つけた。

 

なろう系の小説を漫画化したもので、その作品の別の観点から見た

 

作品が全部で3つ載っている所が面白い。

 

余裕があれば全部単行本で買いたいところだが、小説も含めて

 

物凄い金額だ。今回だって数か月かけて揃えたとはいえ、800円で

 

23巻と言えばかなりの金額だ。紙の媒体、作品の原稿料か知らないが

 

昔とは価値が高騰している。子供の小遣いで漫画が買えるのは

 

結構大変なんじゃないかな。

 

物価は上がっても給料変わってないらしいし。

 

でもたまに紙の月刊誌を買うのも楽しいねえ。