コロナが及ぼした人の流れを止める作用で

 

多くの企業や飲食店などが首を絞められたことだろう。

 

我が家もその中に入る。結局体力がある者がなんとか

 

生き残っているだけで、全体が進化しているわけでは

 

ないと思う。

 

そんな中、おいらの唯一の体を鍛える場所が

 

急遽去年の12月いっぱいで閉館した。聞かされたのは

 

1か月半前で、教室の先生も驚いていた。

 

その場所は一度郵政民営化の影響を受けて、採算の合わない

 

事業は廃止という形で止めそうになったが、学校法人が

 

買い取ってほぼ同じ環境で続いていた。

 

おいらが習い事を始めて20年ちょっとお世話になった。

 

終わりとはあっけないもので、違う意味で友人と

 

いつまでもこの楽しい環境が続くとは限らないから

 

今を楽しまないとねえ

 

なんて話していた矢先だった。

 

勿論本当の意味は、年を経て体も動かなくなってくるし

 

仕事の都合でいつでもこの時間に練習できるとは

 

限らなくなってくるから今できることは今やっておこうと

 

話したものだ。

 

だが、実際に閉館間際には、数年前までは昇級の為に

 

毎週欠かさず来ていた人も来なくなったり、体を壊して

 

参加できなくなったりと、想像していたことがやってきた。

 

20年も同じことを繰り返してよく続いたものだ。

 

体は年々固くなっていき、呼吸も乱れやすい。

 

でもそれを続けることで健康に貢献していたことは

 

多分あると思う。

 

20年の間に色々な人が習いに来ては消えた。

 

2011年の震災で一旦その熱意が消えた。

 

10年掛けて復活した気力がコロナで失われ、再び何もない所から

 

再出発となる。

 

2023年1月7日

 

秋田市の老舗のホテルの3Fから再び先生が活動を開始した。

 

カルチャースクールの教室を借りて13名の登録者で再始動した。

 

全ては健康の為、そして運動後のお酒の為。

 

今までの教室より飲み会の会場が1分となった(笑)

 

夏はビアガーデン、春にはツツジ見会と称する外飲み。

 

全てはこの飲みの為に運動する。今年の5月、6月のいずれかは

 

ツツジ見会は4年ぶりの復活を遂げるのか、2023年はもう始まっている。