今だけの気持ちかもしれないけど、昔はあれほど好きだった
スポーツカーへの憧れが薄くなったような気がする。
そこそこのスポーツカーなら買えないこともない年齢と
なったが、自分の中での車への評価が変わった。
好きな動画を見てその中で登場するスポーツカーを
提供されて3日でカスタムする計画を立ててしまう。
元となるスポーツカーは600万もするのに更にマフラーや
足回りを替えるのが楽しみと言っている。
買ったままのその姿では物足りないらしい。
レースに出るような人たちだからそう思うのは当然かも
しれないが、一般人で手の届かない車をあっさりカスタム
するとか、どれだけお金があっても尽きることが無いだろう。
そうした一部の人が楽しむ車をノーマルで有り難く乗っている
一般人のおいらは何とつまらないだろうと思ってしまう。
勿論、初めて買った車を大事に乗る気持ちは今も消えていないが、
スポーツカーという分類は改造することが当たり前な世界なので
そこに足を踏み入れるとお金はあっという間に無くなるだろう。
そうやって自分好みに仕上げた車でも何年かすると飽きて売って
しまうのだろう。
おいらはカスタムしたことは無いが、6年もしくは7年で新車を
買い替えている。そのあたりからあちこち修理が必要となるので
修理が要らない新車へと移行してしまうのだ。
スポーツカーとは違うが、根本的に同じことをしているのかも
しれない。
純粋なスポーツカーは中古でも高騰して買うのが困難な状態だと
言われているが、おいらはメンテはするが乗り方を気にしない
相棒的な小型の車を求めている。
改造しなくても永く乗っても古臭さを感じない、そして流行りの
車ではなくその辺を気にも留められないような商業用のバンのような
ごく当たり前に車している車が良い。
この前食べに行ったパンケーキ屋さんは、表の駐車場が3台くらいで
後ろには軽自動車専用が2台くらいあった。
小型という面ではコンパクトカーでも軽の場所に止められると思う。
軽の場所にアルファードとかは止められないだろうが。
スポーツカーは車高を低く低くすることが格好いいとされる。
おいらは車高は低いのが嫌いだ。ちょっとした道でも下を擦るし、
夜は後ろのライトが何もしなくても眩しい。
軽で4人乗れるならターボ付きで何でもいい。足回りをリフトアップすると
風にあおられたり、乗り心地が悪くなるが、ノーマルの状態で目線が
高く、登坂も下り坂も楽に操作できる車が欲しい。
秋田は雪国なので下周りは錆止め剤を塗るがそれでも錆びる。
下回りを簡単にチェックできる車高の車も魅力的だ。
お前の車古いなあという言葉が誉め言葉になるような一台が欲しい。