子供がネットで中古のホイールとそれに合うタイヤを購入した。
既に純正17インチのタイヤを履いているのに
18インチというインチをちょっと上げたタイヤを購入した。
デザインはかなり格好いい。値段もそこそこだったらしい。
おいらが子供と過ごした中で、親父殿もおいらもタイヤを
別に購入したことはない。スタッドレスは別だが。
そんな環境下で子供はいったい何の影響を受けたのだろう。
マジェスタが欲しいと言い、そのタイヤをインチアップして
おしゃれに楽しむという。家族の誰も経験のないことを
子供は最初から理化して行動している。
昔からタイヤのホイールに拘りがあり、これは良いけど
これはダメと色々言っていた。免許を取ったら中古で車を
買い与える約束で地元にも残る感じだったが、最初に買ったのが
MINIだった。いい車だったが、国産と違いインチアップするのも
一苦労でそのうちエンジン回りに不具合が生じて2年で役目を終えた。
その時からインチアップをすることが目標で、車自体も国産だが
マジェスタという5L近いエンジンを持ったセダンだった。
いつかはクラウンというCM文句じゃないが中古とは言え、すぐに
買っちゃったクラウンとなった。
そして苦労して貯めた給料をうまく使い、中古でそれなりの
インチアップをやってのけたのだった。
おいらの歴史は、新車をどうやって買うかがテーマだったが
子供はインチアップの夢をかなえた。
そして次の目標が、マニュアル車の限定解除らしい。オートマ限定で
免許を取ったが、仕事柄マニュアル車も運転する機会が多くなって
きたようで、それとマニュアル車への興味も大きくなったようだ。
おいらは当然マニュアル車の運転はできるし、車種がもっとあれば
マニュアル車を選ぶ。ボケた時の対策としてもマニュアルが認識
できなくなれば免許を返そうとも思っている。子供も何かしら運転
することの楽しさを感じ、マニュアルへのあこがれが強くなったようだ。
中古で好きな車種を選ぶ子供と、新車で手頃で乗りやすい車を探すおいらと
違いはあるが、車好きという事は伝わったようで何よりである。