世の中には一つの物を徹底的に調べつくして

 

誰よりもその分野で秀でている人を職人というと思うが

 

まさかゲームの分野でもそんな人がいるとは思わなかった。

 

かつて80年代にゲームを知り尽くしている高橋名人という

 

有名人が子供の間で流行った。最新のゲームを幾つも

 

クリアーするまさに名人だった。ゲームはいち早く解くことが

 

最高の時代だった。

 

おいらのようにゲームの罠にはまって先に進めない凡人は

 

到底達することの出来ない領域である。

 

ところが最近は、レトロなゲームをはじめ、ありとあらゆるゲームを

 

徹底的にやりこみ、ゲームの裏の裏まで調べまくる人たちが

 

多数存在するようになった。過去作の隠しモードやバグなども

 

知っていて、それを動画で配信する人も多い。

 

特に驚くのが、どうぶつの森などに出てくる植物の交配方法を

 

調べ上げ、目的の品種を確実に誕生させる人たちだ。

 

ゲームではたまたま出るアイテムなどが存在するが、そんな確立を

 

計算で出してとことん追求する人は化け物かと思う。

 

自分の中で完成させた設計図をわざわざ動画で公開するところなど

 

人生の何分の一をそこに投入しているのかとさえ思ってしまう。

 

昔から攻略本があったが、今は無料で動画で公開するという

 

奇特な人が多い。まあ、動画の登録数で恩恵は返るだろうが

 

そこまで調べ上げる時間に比べて対価は合っているかを考えると

 

どうだろう。

 

まあ、そんなことまでして調べてくれたものをおいらは有り難く

 

実験させていただくとしよう。

 

しかし、どうぶつの森はとんでもなくボリュームのあるゲームだ。

 

2年経ってもまだ遊び要素が増えて買ってから半年で終了したものを

 

もう一度やり直そうと思ってしまった。

 

どうぶつの森以外でも昔流行ったトモダチコレクションなどは、

 

当時集中してやり過ぎて疲れた感があり止めてしまったが、

 

久々に誰かがやっているのを見るとまたやってみたいと思うから不思議だ。

 

今日も再開したどうぶつの森は、3日目でやっと土が掘れそうだ。

 

2日目までは虫取りと釣りしかできなくてもう疲れていた(笑)

 

土が掘れると第一段階の地形の変化に手を入れられる。

 

邪魔な木をよせたり、作物などを植えられるようになって自分好みの

 

庭いじりが出来る状態だ。初期段階では石や鉄鉱石が取れなくて

 

全く進めない。道具一つも作れないので困る。

 

このやりたいことが出来ない不自由さがどうぶつの森の醍醐味なのだろう。

 

11月5日には大型の無料アップデートのほか、有料でさらに踏み込んだ

 

遊びが出来るという、まさに無限のゲーム感がある。

 

おいらが買うゲームは永い時間遊べるものを好むが、ドラクエ11のように

 

レベル98でも中級ボスになす術もなく終わるゲームは暫く放置される。

 

分かっているのに対応が後手になって負けるあの失望感と言ったら

 

最近のゲームではあまりない(笑)

 

また、ものすごく評判があった牧場物語は、一日の体力が少なすぎて

 

何もしないまま終わった久々のゲームでもあった。

 

どうぶつの森でもそうだが、料理をして出来上がったものはすごいと思うが

 

それをどうするの?って後を見ると別に出来上がってよかったねという

 

終わり方だと面白くない。

 

更にその先の動向がどうなるかが知りたいのだ。

 

現実世界が少しずつコロナを過去にしつつ、ゲームの世界にはまるのも

 

なんだが遊び要素が多いのは楽しい。