子供の頃にゲームウォッチを経験して外でもゲームが出来る

 

楽しみを知ったおいらだが、ある一定の時期が来ると

 

外でゲームをする年でもなくなった。まあ、その頃には

 

携帯型の麻雀ゲーム機など出ていたが、麻雀だけで

 

ゲームをする気にはならなかった。世の中にはゲーム

 

ボーイなるゲーム機も出てきたが、もちろんそんなもので

 

遊べるはずもなくゲーム機ってやはり家でしかできない

 

のかなと思っていた。ゲームボーイがアドバンスになって

 

ちょっと持って行きやすくなったが、なんと画面が暗くて

 

見づらい。ほとんど使わず、次に出るゲームボーイアドバンス

 

SPを買ってみたら少しバックライトがあって見えるようになった。

 

アドバンスはほとんど触ってないので下取り価格が高く、

 

次についにDSが発売された。SPも下取りがかなり高く、

 

DSIなど旧型モデルは次々に下取りして最終的には3DSに達した。

 

3DSは、3D画面を否定していて、ただゲームボーイ時なかった

 

バックライトと画面の大きさと圧倒的なゲームの多さでおいらの

 

メイン機になった。女性の化粧品のような蓋を開ける形は

 

持ち運びに便利で、見た目も美しい。スイッチが出て最新作を

 

プレーする目的以外は今でも現役だ。何より、スイッチが大きすぎて

 

また3DSくらいの大きさなら持ち運べるが持ち運ぶには見た目が

 

気になる。よって今でも最強の携帯ゲーム機認識だ。

 

 

残念だったのがPSPの登場と進化だ。あの小さなゲーム機で

 

PS1相当の処理能力を持っていながらゲームソフトがほとんど

 

出なかった携帯ゲーム機。音楽機器のソニーとしては、

 

携帯ゲーム機という位置づけより複合携帯端末機にしたかった

 

かもしれないが、ゲーム機としてのソフトが少なすぎて話に

 

ならなかった。発売当初からゲームソフトより映画のソフトを

 

売っていた。当時はDVDが最盛期でコピーする技術が凄かった。

 

DVDは自分で保存目的をする上でデーターの抜出が許可

 

されていた。これを他人に渡したり売ったりすれば違法。

 

パソコンも映像出力に貢献して、映画はコピーし放題となった。

 

それを自分のPSPに小さく圧縮して持ち運べるようになった

 

のだから誰も映画ソフトは買わなかった。まあ、画質が悪いのに

 

PSPソフトもDVDと同じ値段だったから買うはずもないが。

 

ネットは今より遅かったので扱える機能も限定的で、ネット用には

 

少し早い端末だった。しかし、簡単にパソコン化できるらしく

 

海外で改造しまくられて元もゲーム機としては形もなかった。

 

唯一、カプコンから発売されたモンスターハンターシリーズが

 

大ヒットし、リアルに集まった仲間がワイワイとゲームに熱中した

 

瞬間でもあった。その後、PSPのディスクシステムを切り離した

 

新型が出たが、自分の買ったソフトも遊べなくなることもあって

 

消滅した。その後継機のVITAは、PS3並みの処理能力を持った

 

ゲーム機として登場するが、一番の売りのモンハンを3DSに取られ

 

独自のメモリーカードシステムと電源ケーブルで敬遠されたのか

 

ヒット作に恵まれず消滅した。おいらは唯一SDガンダムシリースを

 

買ったが面白かった。他に遊ぶゲームはなかったが。

 

失敗作と言われる任天堂の64やWII Uなどプレステシリーズに

 

負けたゲーム機たちはたくさんあるが、スイッチになってその頃の

 

ゲームが復刻されている。だが、PSPシリーズのゲームソフトのなさは

 

致命的でクオリティーを重視しすぎて本来のソフトがないという

 

ゲーム機では考えられない状態で散ったのは残念だ。

 

PSPやVITAに遊ぶゲームがあれば見た目の美しさと携帯性では

 

3DSをも凌ぐ。だが遊ぶゲームが無ければただの箱だ。せめて、

 

VITAがSDカード仕様なら携帯音楽機には慣れたかもしれないが。