今から40年前にスーパーカーブームが来た。

 

おいらの車好きの原点である。

 

 

秋田の多分当時スケート場に展示されたと思う。

 

親父殿と二人で見に行って写真を撮ってもらって

 

後で見たらスーパーカーの隣にいるコンパニオンばかり撮って

 

このくそじじいとずっと思っている(笑)

 

スーパーカーブームは消せないけど消しゴムや絵葉書(写真)

 

にもなり絵葉書は買ってもらったこともある。

 

消しゴムは駄菓子屋で色々買いまくったが、人気NO.1だった

 

カウンタックがあまりにも多く入っていたのであまり入っていない

 

他のスーパーカーの方がレア扱いされた。

 

それでもおいらは真っ赤なカウンタックに憧れた。

 

日本で最も近い造形が日産のフェアレディーZ(Z31)で、2Lと

 

3Lの二種類が存在していた。おいらが中学生であと数年販売して

 

くれれば買えたかもしれないが、おいらが専門学校生になった頃

 

Z32へと変わっていった。

 

中古で探せばいつかは見つかったかもしれないが、当時の

 

所有者はかなり弄り回していただろうし、自分で直せない以上

 

旧車は扱いづらい。

 

そうカウンタック自体を買いたいとか乗りたいとは思わない。

 

乗り心地も悪く、維持費もかかり、持てたとしてもメンタルがやられる。

 

それならば、手頃で扱い易い国産車が最もパフォーマンスに優れている。

 

買った車をチューンするというやつだ。自分好みにカスタマイズできる

 

国産車はスーパーカーとは全く違うものだが、車というものに触れるのには

 

最高の物。本物を手にして常にメンテナンスばかり考えているようでは

 

車とは言えない。

 

だから大人になった今もスーパーカーは憧れであり、車という形の

 

最高な状態ではあるが、もし持てたとしても買いたいとは思わない。

 

そう、車の神だからだ。神は絶対に人間の手には入らない存在。

 

見て拝むだけで心が洗われる存在。

 

まあ、大金持ちは何台も所有するのだけど、その時点で自分の中で

 

神ではなくなる。もっと別のそれ以上の物を欲しがるわけだが、

 

おいら的にはカウンタックが車の神で十分だ。